特許
J-GLOBAL ID:200903096345114524
自動変速機の変速制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-173879
公開番号(公開出願番号):特開平5-338469
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 アクセルOFF状態で自動変速機がエンジンブレーキの作用する低速段へダウンシフトされる際に、変速時間を短縮するためにエンジン出力を増大させる制御において、車両の作動状態に拘らず適正なタイミングでエンジン出力が増大させられるようにする。【構成】 ステップSB6において、自動変速機の変速出力からスロットル弁の開き制御を開始するまでの待機時間であるスロットル弁開度変更タイミング時間T2が、変速段を切り換える摩擦係合装置の係合,解放遅れ時間に影響するA/T作動油の温度、およびエンジン出力の増大遅れ時間に影響するエンジン回転速度に基づいて設定されるようにした。
請求項(抜粋):
油圧制御回路が切り換えられて複数の摩擦係合装置の係合状態が変更されることにより複数の変速段が成立させられる自動変速機と、該自動変速機の変速段を変更するために前記油圧制御回路を切り換える変速出力手段と、アクセルが略OFF状態で前記自動変速機がエンジンブレーキの作用する低速段へダウンシフトされる際にエンジン出力を増大させるエンジン出力増大手段とを備えた自動変速機の変速制御装置において、前記ダウンシフトに際して、前記変速出力手段による前記油圧制御回路の切換時間との関係において予め定められた計測開始時点からの経過時間を計測するタイマと、前記ダウンシフトの際に解放される高速段側の摩擦係合装置に滑りが生じ始めた後該ダウンシフトの際に係合させられる低速段側の摩擦係合装置が完全係合させられるまでの間にエンジン回転速度が上昇するように、前記摩擦係合装置の係合,解放遅れ時間および前記エンジン出力の増大遅れ時間の少なくとも一方に影響を与える車両の作動状態に基づいて、前記計測開始時点を基準として前記エンジン出力増大手段によりエンジン出力の増大制御を開始するまでのタイミング時間を設定するタイミング時間設定手段と、前記タイマによって計測された経過時間が前記タイミング時間設定手段によって設定されたタイミング時間を経過した時に、前記エンジン出力増大手段によるエンジン出力の増大制御を開始させるタイミング制御手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/04
, F02D 29/00
, F02D 41/04
, F16H 61/08
前のページに戻る