特許
J-GLOBAL ID:200903096354480185

疑似スピーカシステム生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143661
公開番号(公開出願番号):特開平9-308000
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 あるスピーカシステムでの音の再生音が他のスピーカシステムでの再生音であるかのような音響的効果を聴取者に与える。【解決手段】 第1のスピーカシステムは内蔵スピーカのような性能の低いものである。第1の伝達関数記憶手段は音信号が第1のスピーカシステムからダミーヘッドに内蔵されたマイクロフォンに到達する際の第1の伝達関数を記憶し、第2の伝達関数記憶手段は高性能の基準スピーカシステムを用いた同様の測定による第2の伝達関数を記憶する。第1のスピーカシステムにおいて、フィルタ手段は楽音信号に対して第1の伝達関数を打ち消し第2の伝達関数となるようなフィルタリング処理を施す。発音された音はほぼ第1の伝達関数に従って伝達されるが、第1の伝達関数の部分はフィルタリグ処理の結果打ち消されるので、その音はあたかも高性能の基準スピーカから発音されたかのようになる。
請求項(抜粋):
楽音信号に基づいた音を発音する第1のスピーカシステムと、所定の音信号が前記第1のスピーカシステム及び所定の空間を介してマイクロフォンに到達する場合における第1の伝達関数を記憶する第1の伝達関数記憶手段と、所定の音信号が基準スピーカシステム及び所定の空間を介してマイクロフォンに到達する場合における第2の伝達関数を記憶する第2の伝達関数記憶手段と、前記第1のスピーカシステムに供給される楽音信号に対して、前記第1の伝達関数を打ち消して前記第2の伝達関数となるようなフィルタリング処理を施すフィルタ手段とを備えた疑似スピーカシステム生成装置。
IPC (4件):
H04S 1/00 ,  G10H 1/00 ,  G10K 15/00 ,  H04S 5/02
FI (5件):
H04S 1/00 K ,  G10H 1/00 C ,  H04S 5/02 N ,  H04S 5/02 F ,  G10K 15/00 L
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-137900
  • 特開平4-370000
  • 音響装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287395   出願人:ヤマハ株式会社
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