特許
J-GLOBAL ID:200903096355588923

全領域空燃比センサを用いた温度測定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038488
公開番号(公開出願番号):特開平10-221182
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 排気ガスの温度を正確に測定し得る全領域空燃比センサを用いた温度測定方法及び装置を提供する。【解決手段】 セル10を酸素濃度の測定を行い得る温度までヒータ70を用いて加熱し(S14)、排気ガスによってセル10が目標温度以上に加熱された際に(S26がYes)、起電力セル24の抵抗値に基づき該排気ガスの温度を測定する(S30)。ここで、一定雰囲気に保持されている間隔20と一定酸素濃度である酸素基準室26とに挟まれた起電力セル24の抵抗値を測定するため、測定雰囲気中の酸素濃度とは無関係に、抵抗値を正確に測定することができる。また、ヒータにて目標温度まで加熱し、この目標温度を越える温度を測定するため、高い応答性を達成することができる。
請求項(抜粋):
加熱用ヒータによって加熱される酸素イオン伝導性固体電解質体の両面に多孔質電極が設けられた2つのセルを、間隔を介して対向配設し、一方のセルを前記間隔内の酸素を周囲にくみ出すもしくは酸素をくみ込むポンプセル、他方のセルを酸素基準室と前記間隔との酸素濃度差によって電圧を生じる起電力セルとしてそれぞれ使用し、排気ガスの酸素濃度を検出する全領域空燃比センサを用い、前記排ガスの温度を検出する排ガス温度検出方法であって、前記起電力セルの抵抗値を検出し、該起電力セルの抵抗値が一定になるように加熱用ヒータを制御することで、全領域空燃比センサを酸素濃度の検出を行い得る温度まで前記加熱用ヒータを用いて加熱するとともに、前記排気ガスによって前記全領域空燃比センサが所定温度以上に加熱された際に、該加熱用ヒータの通電を停止し、その時に検出された該起電力セルの抵抗値に基づき該排気ガスの温度を検出することを特徴とする排ガス温度検出方法。
IPC (6件):
G01K 7/26 ,  F01N 7/00 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 360 ,  G01N 27/419
FI (6件):
G01K 7/26 ,  F01N 7/00 A ,  F02D 41/14 310 G ,  F02D 41/14 310 E ,  F02D 45/00 360 C ,  G01N 27/46 327 Q

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