特許
J-GLOBAL ID:200903096357984885

階段走行可能な運搬車

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-353345
公開番号(公開出願番号):特開2004-181040
出願日: 2002年12月05日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】軽量小型で持ち運び容易で、安全性が高く搭乗者に不安感を与えない階段走行可能な運搬車を提供する。【解決手段】平地走行車に階段走行コンベアを常時装着し、平地走行時は階段走行コンベア部を縮小して平地走行車に収納して車椅子のように走行でき、階段走行時は階段走行コンベアを後傾にして階段に接地させ、階段走行コンベアの荷重受け範囲を延長して荷重受け範囲の中央付近に全体の重心を移動して走行する。万一の駆動系統の破損に対して下降方向には常時働くブレーキ装置を有し、階段上端での階段に対するコンベア部の角度変化を、コンベア走行速度とスライドフレーム昇降速度を同期制御して少なくする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンベアフレーム(21)の一端にモータで駆動される駆動軸(23)を回転自在に枢支して該駆動軸(23)の左右に駆動輪を固着しコンベアフレーム(21)の他端の左右に従動輪を配設し左右の両輪に駆動帯を巻装したコンベアと、コンベアフレーム上をガイド機構と駆動手段でコンベア走行方向に移動可能なスライドフレーム(31)と、該スライドフレーム(31)に平地走行車連結部とコンベア接地面で階段上昇方向に延びた荷重支え手段(50)を固着し、スライドフレーム(31)に駆動帯間からコンベアー接地面側に出没可能でその位置を保持可能にしたコンベアのサポート手段(40)を設けて走行コンベア部(20)を構成し、平地走行車(10)の座面後部を回転支点(4)とし、揺動手段で車体に対し角度調整できる揺動フレーム(2)を設け、該揺動フレーム(2)の回転支点下方に後輪アーム(16)の上端を前後方向に回転自在に軸支し、後輪アーム(16)の下端に後輪軸を固着し、揺動フレームに支持されたストッパーで後輪アーム(16)の揺動範囲を規制して後輪の外周がコンベア接地面に接しない高さで揺動フレーム(2)と前記スライドフレーム(31)を連結した階段走行可能な運搬車において、 コンベアーサポート手段(40a)のアーム部は一端をスライドフレーム(31a)に揺動可能に支持し、駆動装置により略90度揺動させかつその位置を保持し、駆動帯間にあるときは上方に伸び、接地面側をコンベアー接地面より2〜10mm程度のスキで摺動可能な面とし、荷重支え手段(50)を廃止した階段走行可能な運搬車。
IPC (1件):
A61G5/00
FI (1件):
A61G5/00 504

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