特許
J-GLOBAL ID:200903096360989286

マルチスレッド・プロセッサのテスト・データ作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-043506
公開番号(公開出願番号):特開平8-212103
出願日: 1995年02月07日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 単一スレッド・プロセッサの実行環境上で、マルチスレッド・プロセッサ検証用のテスト・データを作成すること。【構成】 まず共有メモリ領域を共有領域初期値ファイルにダンプし、次に夫々のスレッドに対して順に、局所メモリ領域を割り付けた後、局所メモリ領域を局所領域初期値ファイルにダンプする。そしてスレッドを実行した後、再び局所メモリ領域を局所領域期待値ファイルにダンプし、全てのスレッドの命令コードの実行を終えた時点で、共有メモリ領域を共有領域期待値ファイルにダンプする。こうするとマルチスレッド・プロセッサの検証作業の正確さを向上し、検証作業の時間も短縮できる。
請求項(抜粋):
本来独立な複数のプログラム・セグメントをリンクして1つのプログラムとして実機上で実行し、テスト用の初期値データと期待値データを作成するマルチスレッド・プロセッサのテスト・データ作成方法であって、全ての前記プログラム・セグメントの実行に先だってまず共有メモリ領域を共有領域初期値ファイルにダンプし、次に前記プログラム・セグメントの夫々に対して局所メモリ領域を互いに重ならないように割り付け、前記プログラム・セグメントの夫々に対して順に局所メモリ領域のデータを局所領域初期値ファイルにダンプし、実機上でリンクされた複数のプログラム・セグメントを実行し、共有領域初期値ファイル及び局所領域初期値ファイルを用いて仮想的なマルチスレッド・プロセッサを実行し、前記プログラム・セグメントを実行した後再び局所メモリ領域のデータを局所領域期待値ファイルにダンプし、最後に、全ての前記プログラム・セグメントの実行を終えた時点で共有メモリ領域を共有領域期待値ファイルにダンプし、実機上で得られた期待値ファイルと仮想のマルチスレッド・プロセッサで得られた実行結果ファイルとを照合することを特徴とするマルチスレッド・プロセッサのテスト・データ作成方法。

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