特許
J-GLOBAL ID:200903096362548139

両軸受けリールの制動力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-173882
公開番号(公開出願番号):特開2001-000083
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 安定且つ円滑なスプールの回転を確保すると共に、制動力の軽快且つ円滑な調整を可能にする両軸受けリールの制動力調整装置を提供する。【解決手段】 両軸受けリールの制動力調整装置は、リール本体3に回転可能に支承されたスプール1と、スプール1を含む回転体に、その回転軸心から外径方向に摺動可能に取り付けられた複数の制動体2と、制動体2が当接し得るように固定部に設けられた制動環体4とからなる。回転体の一側面に、その回転軸心を中心とした周方向に制動環体4への距離を異なるようにカム溝5を形成し、カム溝5と制動体2との係合選択にて制動体の摺動を規制して、制動環体4に当接する制動体2の数を調整し得るように制動体2及びカム板10の一方を回転体に対して回動位置決め可能にする。制動体2に回転体の径方向に弾発力を付与する弾性手段13を設け、カム溝5に選択係合させて回転体の径方向に摺動可能に規制部材14を設け、規制部材14と弾性手段13とを係合させて、制動体2の外径方向への摺動を規制する。
請求項(抜粋):
リール本体の両側板間に回転可能に支承されたスプールと、前記スプール又は前記スプールへの回転伝動系中の回転体に前記回転体の回転遠心力によって回転体の回転軸心から外径方向に摺動可能に取り付けられた複数の制動体と、前記制動体が外径方向に摺動時に当接し得るようにリール本体等の固定部に前記回転体の回転軸心と同軸心上に設けられた制動環体とからなり、前記回転体の一側面及び/又は前記回転体の一側面と前記制動体を挟むように取り付けられたカム板との前記制動体と対向する面の少なくとも一方に、前記回転体の回転軸心を中心とした周方向に前記制動環体への距離を異なるようにカムを形成し、前記カムと前記制動体との係合選択にて制動体の外径方向への摺動を規制して、前記制動環体に当接する制動体の数を調整し得るように前記制動体又はカム板の一方を前記回転体に対して回動位置決め可能に設けた両軸受けリールの制動力調整装置において、前記制動体に回転体の径方向に弾発力を付与する弾性手段を設け、前記カムに選択係合することによって回転体の径方向に摺動可能に規制部材を設け、前記規制部材と前記弾性手段とを係合させることによって、制動体の外径方向への摺動を規制するようにしたことを特徴とする両軸受けリールの制動力調整装置。
IPC (2件):
A01K 89/0155 ,  A01K 89/033 501
FI (2件):
A01K 89/0155 ,  A01K 89/033 501
Fターム (1件):
2B108HE16

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