特許
J-GLOBAL ID:200903096366579136

ドーム架構の建て方工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082627
公開番号(公開出願番号):特開平5-248001
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 仮設架構の大幅な簡略化と架構本体の組立施工の単純化によって、建設工期の短縮と建設コストの節減が可能である建て方工法を提供する。【構成】 ドーム架構1を正多角形のコアリング2と、コアリング2の下方に同心配置される正多角形のミドルリング3と、外向きに凸に屈折した四角形の屈折パネル4と、屈折線6より下側の屈折パネル部分の間に配置される四角形の平面パネル5とに分割して構成し、建設用敷地7に中心仮設柱8を設置し、中心仮設柱8に連結したリング保持ワイヤー9でコアリング2とミドルリング3を所定高さに保持し、各屈折パネル4と平面パネル5をコアリング2とミドルリング3に接合し、更に基礎定着部材10に接合した後、リング保持ワイヤー9を取り外して中心仮設柱8を撤去する。
請求項(抜粋):
高さ位置をずらせて同心に配置され、平面座標に投影したとき内外三重になる各正多角形について、内側に来る正多角形の辺数をNとし、一辺の長さをXとしたとき、その外側に来る正多角形の辺数が2Nとなり、一辺の長さがXとなるように、当該内側の正多角形と外側の正多角形の間に形成される四角形の縦辺の平面座標における長さYを下記数1【数1】で定め、各正多角形の各辺と各四角形の各辺を構造部材で構成したドーム架構を(a) ドーム架構の中心部最上位に水平配置される正多角形のコアリング、(b) コアリングの下方にコアリングと同心に水平配置され、コアリングより外接円の半径が大きい正多角形のミドルリング、(c) 水平方向に横断する屈折線にて外向きに凸に屈折し、コアリングとミドルリングに接合される四角形の屈折パネル、及び(d) 屈折線より下側の屈折パネル部分の間に配置され、ミドルリングに接合される四角形の平面パネル、とに分割して構成し、ドーム架構の建設用敷地の中心部に中心仮設柱を設置し、中心仮設柱に連結したリング保持ワイヤーによってコアリングとミドルリングの連繋物を所定高さに保持し、各屈折パネルの上側横辺をコアリングの各辺に接合し、各屈折パネルの屈折線部分をミドルリングの各辺に接合し、各平面パネルの上側横辺をミドルリングの各辺に接合し、各屈折パネルと各平面パネルの各下側横辺を敷地の基礎定着部材に接合した後、リング保持ワイヤーを取り外し、中心仮設柱を撤去することを特徴とするドーム架構の建て方工法。
IPC (2件):
E04B 1/32 102 ,  E04G 21/14

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