特許
J-GLOBAL ID:200903096372090793

蝶 番

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-522125
公開番号(公開出願番号):特表平9-509387
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】好ましくはプラスチック材料から形成される蝶番は、互いに距離(k1,k2)だけ離間する2つの連結アーム(5.1,5.2)を有する。これら連結アームは容器部分(1)と容器本体(2)とを連結する。各連結アームは、比較的剛直な少なくとも1つの中間部分(4)と、解放移動を行う結合要素(7)とを有する。結合要素(7)は対応する蝶番部分(1,2)から移動可能に突出する。互いに角を形成する2つの屈曲領域(9.1,10.1;9.2,10.2)は中間部分(4)を画定する。連結アーム(5.1,5.2)は、互いに平行であってもなくてもよく、或いは一平面内において屈曲してもよい。折り曲げられたときに、材料が大きく伸びることなく、連結アームはブリッジのアーチ形状にぽきっと折り曲げられ、補償移動は過剰応力を死点の横方向に偏らせている。追加の屈曲領域(11.1,11.2,12.1,12.2)を設けた結果、スナップ効果を備え或いは備えることなく、各連結アームにおいて開放角が実質的に増大され、所望の通り、三位置安定のまたは多位置安定の開放または閉鎖作用が達成される。
請求項(抜粋):
主膜型蝶番を有することなく弾性を備えた蝶番構造であって、 a)第1の蝶番部分(1)と、 b)第1の蝶番部分(1)に対して複数の安定枢動位置に位置することができる第2の蝶番部分(2)であって、死点が2つの安定枢動位置間に少なくとも位置しており、死点それ自体の外側に位置する死点を含む2つの安定枢動位置間の各枢動位置から、最も近い安定枢動位置まで弾性作用により復帰する第2の蝶番部分(2)と、 c)互いに離間して配置された2つの連結アーム(5)とを有し、各連結アームが ca)一方の蝶番部分(1,2)から移動可能に突出する少なくとも1つの結合要素(6,7;16)と、 cb)曲げ剛性が実質的に高い少なくとも1つの中間部分(4)であって、互いに角度を包囲する2つの屈曲領域(9,10;11)により画定された中間部分(4)とを具備し蝶番構造において、 d)屈曲領域(9,10;11)が、互いに最も近づく位置において、各連結アーム(5)が開放位置および閉鎖位置においてほぼ無応力状態となるような離間距離(a)を有し、 e)死点を含む2つの安定枢動位置間における、第1の蝶番部分(1)に対する第2の蝶番部分(2)の相対枢動時に、各結合要素(6,7;16)が死点の領域において最大弾性解放移動を行うことを特徴とする蝶番構造。
IPC (2件):
B65D 47/08 ,  B65D 43/16
FI (2件):
B65D 47/08 H ,  B65D 43/16 A

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