特許
J-GLOBAL ID:200903096372774706

電子加速器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-318437
公開番号(公開出願番号):特開平5-326200
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 従来のような高周波源SHFを必要とせずに電子加速器の効率を増大し、その信頼性を向上させ、コストを著しく縮小することが可能な共振空胴電子加速器を提供する。【構成】 第1電子線(56)を加速するために、電子加速器は、空胴の共振周波数で該空胴に電磁場を供給するための手段を共振空胴(48)から離れた位置に有する。この供給手段は、第2電子線(60)を形成し、かつ共振空胴が第2電子線の電子を減速する機能を果たすたびにパルスの形態でこの第2電子線を共振空胴に注入する手段(58)と合体している。さらに電子加速器は、第1電子線を形成し、第2電子線とは逆の位相で、しかも、第2電子線の軌道とは別個の軌道に沿って、パルスの形態でこの電子線を共振空胴に注入する手段(54)を有する。
請求項(抜粋):
第1電子線(56)を加速するための電子加速器であり、少なくともひとつの共振空胴(48、98、102、114)と、該空胴の共振周波数で電磁場を該空胴に供給するための手段(58、106)と、から成る電子加速器において、第2電子線(60)を形成し、かつ前記共振空胴が第2電子線(60)を減速するように機能する時にパルスの形で第2電子線(60)を前記共振空胴のなかに注入するための手段と、前記電磁場供給手段(58、106)とが合体していることを特徴とし、さらに、電子加速器は、前記第1電子線(56)を形成し、前記第2電子線(60)とは逆の位相で、かつパルスの形で前記第1電子線(56)を前記共振空胴に注入し、前記第2電子線(60)の軌道とは別個の軌道を通過させる手段(54、104)を有することを特徴とする電子加速器。

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