特許
J-GLOBAL ID:200903096384859731

可変バルブタイミング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312154
公開番号(公開出願番号):特開平10-153104
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 爪部材21、21の倒れや芯ずれを防止し、爪部材21、21に係合して摺動するピストン部材43の円滑な動きを確保する。【解決手段】 この可変バルブタイミング装置1は、ピストン部材43がカム軸110の軸方向に移動することにより、ギア433とギア32とによるヘリカル機構を介して伝動部材2に対するカム軸110の回転位相を変えるものである。伝動部材2は、内燃機関のクランク軸の回転に連動してカム軸110上で当該カム軸110に対して相対回転可能に支承されている。爪部材21、21は、伝動部材2に設けられカム軸110の軸方向に延出している。ピストン部材43は、伝動部材2の回転をカム軸110に伝える伝達経路に伝動部材2と同軸に配置され、爪部材21、21にカム軸110の軸方向に摺動可能に係合して伝動部材2と同位相で回転する。爪受部材7aは、爪部材21、21の先端部をカム軸110の径方向に係止する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸の回転に連動してカム軸上で当該カム軸に対して相対回転可能に支承されている伝動部材と、この伝動部材に設けられ前記カム軸の軸方向に延出している係合部材と、前記伝動部材の回転を前記カム軸に伝える伝達経路に前記伝動部材と同軸に配置され前記係合部材に前記カム軸の軸方向に摺動可能に係合して前記伝動部材と同位相で回転する移動部材と、前記係合部材の先端部を前記カム軸の径方向に係止する係止部材とを備え、前記移動部材が前記カム軸の軸方向に移動することによりヘリカル機構を介して前記伝動部材に対する前記カム軸の回転位相を変える、可変バルブタイミング装置。

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