特許
J-GLOBAL ID:200903096389308857

一方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138476
公開番号(公開出願番号):特開平10-331941
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 駆動力の方向の切替わり時に発生するバックラッシュ的ながたを低減するように一方向クラッチを改良する。【解決手段】 一方向クラッチを、内歯車16を有するアウタ部材14と、該アウタ部材と同軸上で相対回転自在であり、かつその外周部に凹部17を有するインナ部材11と、凹部内に緩く受容されかつ内歯車に噛合して転動し得る遊星歯車18とを有すると共に、アウタ部材に対してインナ部材が一方へ回転する時には、その回転に伴って遊星歯車が凹部内で自由に回転可能であり、アウタ部材に対してインナ部材が他方へ回転する時には、その回転に伴って回転しようとする遊星歯車の歯の一部と係合するべく、凹部の内面における他方への回転時に遊星歯車の歯先に押し当てられる面21に、遊星歯車の互いに隣接するもの同士の歯先間寸法より狭く、かつ歯先の歯厚寸法より広い間隔をおく複数の突起22が設けられているものとする。
請求項(抜粋):
内歯車を有するアウタ部材と、該アウタ部材と同軸上で相対回転自在であり、かつその外周部に凹部を有するインナ部材と、前記凹部内に緩く受容されかつ前記内歯車に噛合して転動し得る遊星歯車とを有すると共に、前記アウタ部材に対して前記インナ部材が一方へ回転する時には、その回転に伴って前記遊星歯車が前記凹部内で自由に回転可能であり、前記アウタ部材に対して前記インナ部材が他方へ回転する時には、その回転に伴って回転しようとする前記遊星歯車の一部の歯と係合するべく、前記凹部の内周面における他方への回転時に前記遊星歯車の歯先に押し当てられる面に、前記遊星歯車の互いに隣接するもの同士の歯先間寸法より狭く、かつ歯先の歯厚寸法より広い間隔をおく複数の突起が設けられていることを特徴とする一方向クラッチ。

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