特許
J-GLOBAL ID:200903096391166792

直線運動角度誤差測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-188186
公開番号(公開出願番号):特開平7-043143
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】直線運動を提供する3本のガイドの直線運動における角度誤差を特別な測定機器を用いないで容易に測定する。【構成】X軸ガイド14A、Y軸ガイド14B、Z軸ガイド14Cに沿ってプローブ16をX方向、Y方向、Z方向に移動できるようになっている。プローブ16は、3本のフィーラ18A,18B,18Cを有し、これらのフィーラ18A,18B,18Cの各先端部には、測定子20A,20B,20Cが固着されている。この測定子20A,20B,20Cは、それらを含む仮想平面がX軸ガイド14Aに対して略直角となるように配置されている。装置の測定テーブル22の表面には、X軸ガイド14Aと略平行に被測定部材としての球B0,Bi...Bnが所定の間隔で、且つ、測定子20A,20B,20Cが当接可能な位置に立設されている。
請求項(抜粋):
直線運動を提供する3本のガイドを互いに直交させ該ガイドに沿って測定子を移動させることによって三次元空間の座標を測定できる機能を持つ装置に於ける各ガイドの直線運動角度誤差を測定する方法に於いて、前記ガイドと略平行に所定の間隔で複数の被測定部材を配置し、前記複数の被測定部材毎に、前記測定子のうち、ガイドに対して略直角平面を構成できるように配置された3本の測定子を当接して、前記被測定部材1個当たり前記3本の測定子のそれぞれで測定された3点の三次元座標を各々求め、その求められた3点の三次元座標を含む平面に対する法線の法線単位ベクトルを求めると共に、その求められた3点の三次元座標のうち選択された2点の三次元座標を結ぶ1本の辺の辺ベクトルを求め、前記法線単位ベクトルの三次元成分から求められた該法線単位ベクトルの傾き角度と、前記辺ベクトルの三次元成分から求められた該辺ベクトルの傾き角度について、選択された1つの被測定部材に於ける該傾き角度に対する差を算出することにより装置を構成する各ガイドの直線運動の角度誤差を測定することを特徴とする直線運動角度誤差測定方法。
IPC (3件):
G01B 21/20 101 ,  G01B 21/00 ,  G01B 21/22

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