特許
J-GLOBAL ID:200903096400248446

移動通信システムにおけるテレコミュニケーション接続の同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-508972
公開番号(公開出願番号):特表平10-507615
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】移動通信システムにおいてテレコミュニケーション接続を同期する方法であって、エネルギー節約モードのスタートフレーム(720)及びエネルギー節約サイクルの長さが直接モードチャンネルに対して決定されたかどうかデータベースからチェックし、そしてもしそうでなければ、優先フレーム(710,711,712)の各々がエネルギー節約モードのスリーピングフレーム(701,702,703)と一致するように対応情報を決定してデータベースに記憶する。同時に、ベースステーションの所望の制御チャンネルの情報及びそれに関連したタイミング情報と、エネルギー節約モードに切り換わるコマンドとが第1移動ステーションに送信され、このコマンドは、それに対応する情報を含んでいる。この情報に応答して、第1移動ステーションは、一方では二重ウオッチモードにそして他方ではエネルギー節約モードに切り換わり、直接モードチャンネル又は制御チャンネルを経て通信し、移動ステーションが、直接モードチャンネル上で通信しながら直接モードチャンネルの送信タイムスロット間に制御チャンネルを聴取できるようにする。
請求項(抜粋):
データベース(DB)と、TDMAシステムチャンネルを経て移動ステーションと通信する少なくとも1つのベースステーション(BS,C1)とを備え、上記システムチャンネルは制御チャンネル(TMCCH)及びトラフィックチャンネル(TMTCH)より成り、そのアップリンク及びダウンリンク周波数はフレーム(1-18)に分割され、その一部分は、エネルギー節約モードのスタートフレーム(720)と、エネルギー節約サイクルの長さとを決定することにより上記データベース(DB)において移動ステーションに対してエネルギー節約モードスリーピングフレーム(701,702,703)として動的に定められ、これらのフレーム中には、上記移動ステーション(DMRU1,DMRU2)がダウンリンク周波数の送信を受け取るように準備されず、そして更に、フレームに分割された直接モードチャンネルで通信する少なくとも第1の移動ステーション(DMRU1;400,図8)であって、移動通信システムの制御チャンネル及び上記直接モードチャンネルの両方において二重ウオッチモードで動作することを希望する第1の移動ステーションを備え、上記直接モードチャンネルは、該直接モードチャンネルで通信している移動ステーション(DMRU1,DMRU2,DMRU3)がそれら自体の送信順番を要求する優先フレーム(710,711,712)を備えているような移動通信システム(図1)においてテレコミュニケーション接続を同期する方法において、 上記直接モードチャンネル(DMCH)上で動作する第1の移動ステーション(DMRU1;400)から、上記ベースステーション(BS;C1)へ、上記第1移動ステーションが一方では二重ウオッチモードで動作しそして他方では移動通信システムの制御チャンネル(TMCCH)上でエネルギー節約モードで動作する旨の希望を通信し、 上記登録メッセージに応答して、上記データベース(DB)から、エネルギー節約モードのスタートフレーム(720)及びエネルギー節約サイクルの長さが上記直接モードチャンネルに対して決定されたかどうかチェックし、そしてもしそうでなければ、 上記優先フレーム(710,711,712)の各々がエネルギー節約モードのスリーピングフレーム(701,702,703)と一致するようなエネルギー節約モードのスタートフレーム(720)及びエネルギー節約サイクルの長さを決定して上記データベースに記憶し、 上記ベースステーション(BS;C1)の所望の制御チャンネル(TMCCH)に関する情報及びその所望の制御チャンネル(TMCCH)に関連したタイミング情報と、エネルギー節約モードに切り換えるコマンドとを上記第1の移動ステーション(DMRU1)へ送信し、上記コマンドは、エネルギー節約モードのスタートフレーム(720)及びエネルギー節約サイクルの長さに関する情報を含み、そして 上記情報に応答して、上記第1の移動ステーション(DMRU1)は、一方では二重ウオッチモードにそして他方ではエネルギー節約モードに切り換わり、上記直接モードチャンネル(DMCH)又は上記制御チャンネル(TMCCH)を経て通信して、移動ステーションが直接モードチャンネル上で通信しながらも直接モードチャンネルの送信タイムスロット間に制御チャンネルを聴取できるようにする、 という段階を備えたことを特徴とする方法。

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