特許
J-GLOBAL ID:200903096410844985

プロピレンブロック共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029679
公開番号(公開出願番号):特開平11-228612
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 剛性と耐衝撃強度のバランスの優れたプロピレンブロック共重合体を得ることのできるプロピレンブロック共重合体の製造方法の提供。【解決手段】 [A]下記一般式[I]で示される遷移金属化合物、および[B]珪酸塩を除くイオン交換性層状化合物または無機珪酸塩、を必須成分とし、[C]有機アルミニウム化合物を任意成分とする触媒の存在下に、第一段階においてプロピレン単独またはプロピレンと炭素数2から20のαーオレフィンを重合に付してプロピレンの単独重合体またはプロピレン含量が90モル%以上のプロピレン共重合体を製造し、第二段階において、第一段階で製造された重合体の存在下でプロピレンと炭素数2から20のオレフィンを共重合させることを特徴とするプロピレンブロック共重合体の製造方法。【化1】(一般式[I]中、A1 及びA2 は、共役五員環配位子(同一化合物内においてA1 及びA2 は同一でも異なっていてもよい)を示す。
請求項(抜粋):
[A]下記一般式[I]で示される遷移金属化合物、および[B]珪酸塩を除くイオン交換性層状化合物または無機珪酸塩、を必須成分とし、[C]有機アルミニウム化合物を任意成分とする触媒の存在下に、第一段階においてプロピレン単独またはプロピレンと炭素数2から20のαーオレフィンを重合に付してプロピレンの単独重合体またはプロピレン含量が90モル%以上のプロピレン共重合体を製造し、第二段階において、第一段階で製造された重合体の存在下でプロピレンと炭素数2から20のオレフィンを共重合させることを特徴とするプロピレンブロック共重合体の製造方法。【化1】(一般式[I]中、A1 及びA2 は、共役五員環配位子(同一化合物内においてA1 及びA2 は同一でも異なっていてもよい)を示し、結合性基Qに結合していない共役五員環の炭素は置換基を有してもよく、少なくとも一方の共役五員環配位子は、共役五員環配位子上の隣接した飽和または不飽和の置換基が結合し五員環の2原子を含めて7〜10員の縮合環を有し、Qは、2つの共役五員環配位子を任意の位置で架橋する結合性基、Mは、周期律表4〜6族から選ばれる金属原子を示し、そして、X及びYは、それぞれ独立して、Mと結合した水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、アミノ基、ハロゲン化炭化水素基、酸素含有炭化水素基、窒素含有炭化水素基、リン含有炭化水素基またはケイ素含有炭化水素基を示す。)
IPC (3件):
C08F 4/622 ,  C08F 4/642 ,  C08F297/08
FI (3件):
C08F 4/622 ,  C08F 4/642 ,  C08F297/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
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