特許
J-GLOBAL ID:200903096413935060

合成開口レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243568
公開番号(公開出願番号):特開平6-094831
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 合成開口レーダ装置において表示器に表示された地形地物から所望の目標を取り込む時の目標の指示(取込み)精度を向上する合成開口レーダ装置を得る。【構成】 自機移動補正器11では、航法慣性装置6より自機の移動情報を入力して、送信機から送信パルス信号が放射されてから操作員が目標指示シンボルを所望の目標点に設定するまでの間に、自機の移動量を算出する。そして最大値検出器10から出力された目標指示シンボルの近傍におけるビデオ信号の最大値が存在する距離、方位角及び高低角を補正し、出力する。
請求項(抜粋):
一定のパルス繰返し周期で周波数変調を施した送信パルス信号を発生する送信機と、上記送信パルス信号を目標に向けて放射すると共に目標からの反射信号を受信するアンテナと、送受信回路を切り換える送受切換器と、受信信号を増幅及び位相検波してビデオ信号を得る受信機と、上記周波数変調に対応したリファレンスデータを用いて上記ビデオ信号をパルス圧縮するレンジ圧縮器と、自機の運動を検出する慣性航法装置と、上記レンジ圧縮器の出力信号に含まれる自機の運動に起因する位相変化及び距離変化を補正した後に周波数分析を行うクロスレンジ圧縮器と、このクロスレンジ圧縮器の出力信号を検波し、表示する表示器と、この表示器上に表示された目標を指示するために用いる目標指示シンボルを移動させると共に目標指示シンボルの距離、方位角及び高低角を出力する制御器と、この目標指示シンボルの距離、方位角及び高低角の近傍における上記クロスレンジ圧縮器の出力信号の最大値を検出すると共にこの最大値が存在する距離、方位角及び高低角を出力する最大値検出器と、上記クロスレンジ圧縮器の出力信号の最大値が存在する距離、方位角及び高低角を入力し、上記送信機で送信パルス信号を放射してから制御器で目標を指示するまでの時間における自機の移動を補正し、目標を指示した時点での目標の距離、方位角及び高低角を出力する自機移動補正器を備えたことを特徴とする合成開口レーダ装置。

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