特許
J-GLOBAL ID:200903096426018090

リチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-055585
公開番号(公開出願番号):特開平5-258771
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 過充電および過放電によって生じた過剰量のリチウムが正負極へ析出するのを防止するとともに電解液分解反応を防止し、これにより電池の発火,破裂を未然に防止する。【構成】 リチウム二次電池は、正極1,負極2の間にセパレータ3を挟んでスパイラル状に巻回し、その上部に前記正極1側に接続する正極リード板4を、下部に前記負極2側に接続する負極リード板5を突出させた状態の巻回要素をケース6内に収装し、負極リード板5を有底筒形ケース6の内底面に接続し、また正極端子板7の底部に正極リード板4を接続し、その後非水電解液をケース6内に注液し、正極端子板7をケース6の開口に蓋し、封口することによって完成する。電解液中にはコバルト錯体として[Co( C2 H2 )(PCH3 )3 ]が添加されている。
請求項(抜粋):
リチウムのドープ,脱ドープが可能な正極および炭素質材料からなる負極および非水電解液を備えたリチウム二次電池において、前記電解液中に一般式:[Co(Olefin )(PR3 )3 ](但しOlefinはエチレンまたはプロピレン、Rはメチル基またはエチル基)で示されるコバルト錯体を0.01〜0.1mol の配合比で添加する、ことを特徴とするリチウム二次電池。

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