特許
J-GLOBAL ID:200903096435032837

多室冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-231458
公開番号(公開出願番号):特開平5-071770
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、熱源側冷媒サイクルと利用側冷媒サイクルに分離された冷暖房装置で、暖房起動初期に液冷媒の重量による抵抗の小さな上部にある室内機の流量弁を所定値閉動作させることにより、液冷媒の重量による抵抗の大きな下部にある室内機の抵抗とバランスさせて、システムの冷媒循環を得、システム停止を防止でき、システムの高揚程性能を向上することを目的としている。【構成】 暖房時に利用側熱交換器12a,12bの出口および入口の配管温度を検知する出口配管温度センサ14a,14b、入口配管温度センサ15a,15bと、冷暖運転命令検知手段18a,18bで暖房運転命令を検知すると、動作量決定手段20a,20bで流量弁13a,13bの動作量を前記利用側熱交換器12a,12bの出口と入口の配管温度差と所定温度により決定し、流量弁駆動手段21a,21bを用いて駆動させる制御装置22a,22bによって構成する。
請求項(抜粋):
圧縮機と熱源側四方弁と熱源側熱交換器と減圧装置及び第1補助熱交換器とを環状に連接しなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器と利用側四方弁と冷媒搬送装置と冷媒流量を調整する流量弁と利用側熱交換器とを環状に連接した利用側冷媒サイクルと、暖房時に前記利用側熱交換器の出口配管温度を検知する出口配管温度センサと、暖房時に前記利用側熱交換器の入口配管温度を検知する入口配管温度センサと、冷房運転ないし暖房運転の命令を検知する冷暖運転命令検知手段と、前記流量弁の動作量を決定する動作量決定手段と、前記流量弁を駆動させる流量弁駆動手段と、暖房起動時に前記冷暖運転命令検知手段によって暖房運転の命令を検知すると前記流量弁駆動手段を用いてあらかじめ設定された所定の開度に前記流量弁を駆動させ、システムが暖房運転を開始し前記出口配管温度センサで検知した配管温度が所定温度に達すると、前記動作量決定手段により前記出口配管温度センサで検知された配管温度と、前記入口配管温度センサで検知された配管温度の差が、所定値より大きい場合には前記流量弁を開動作させる動作量を決定し、配管温度の差が所定値より小さい場合には前記流量弁を閉動作させる動作量を決定し、決定された動作量を前記流量弁駆動手段を用いて駆動させる制御装置により構成されている多室冷暖房装置。
IPC (3件):
F24F 5/00 101 ,  F25B 1/00 399 ,  F25B 13/00 104

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