特許
J-GLOBAL ID:200903096437383955

結合組織物質におけるプリオンの不活性化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109888
公開番号(公開出願番号):特開平8-308912
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 結合組織物質の性能特性に影響を与えることなく、プリオンおよび他の感染因子を不活性化するための結合組織物質の処理方法を提供すること。【解決手段】 プリオンおよび他の感染因子を不活性化して、少なくとも105の保護を与えるようにするための結合組織物質の処理方法であって、該方法は、以下のa)およびb)の工程を包含する:a) 該結合組織物質を液体溶液に入れ、それにより、該結合組織分子の表面領域を暴露して、該プリオンおよび他の感染因子を処理に曝す工程;およびb) 該結合組織物質の液体溶液を、約25°C以下の温度で、該結合組織物質の性能特性に影響を与えることなく、該プリオンおよび他の感染因子を不活性化するのに充分な時間にわたって、該液体溶液中の水酸化ナトリウム濃度が約0.1M〜約0.7Mの範囲となるように、水酸化ナトリウムと接触させる工程。
請求項(抜粋):
プリオンおよび他の感染因子を不活性化して、少なくとも105の保護を与えるようにするための結合組織物質の第1の処理方法であって、該方法は、以下のa)およびb)の工程を包含する:a) 該結合組織物質を液体溶液に入れ、それにより、該結合組織分子の表面領域を暴露させ、該プリオンおよび他の感染因子を処理に曝す工程;およびb) 該結合組織物質の液体溶液を、約25°C以下の温度で、該結合組織物質の性能特性に影響を与えることなく、該プリオンおよび他の感染因子を不活性化するのに充分な時間にわたって、該液体溶液中の水酸化ナトリウム濃度が約0.1M〜約0.7Mの範囲となるように、水酸化ナトリウムと接触させる工程。
IPC (3件):
A61L 2/16 ,  C07K 14/00 ,  C07K 14/78
FI (3件):
A61L 2/16 Z ,  C07K 14/00 ,  C07K 14/78

前のページに戻る