特許
J-GLOBAL ID:200903096437978371
エアバッグ及びエアバッグ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-128148
公開番号(公開出願番号):特開2006-306149
出願日: 2005年04月26日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】内部が第1室と第2室とに区画されたエアバッグにおいて、エアバッグの膨張時に第2室を速やかに膨張させる。【解決手段】インナーパネル22A,22Bにより、エアバッグ10の内部が第1室1と第2室2とに区画される。インナーパネル22A,22Bの外周縁部同士がテアシーム23Bによって縫合されている。インナーパネル22A,22Bの外周からそれぞれ張出部60,61が突設され、この張出部60,61同士がシーム23Cにより縫合されている。第1室1内が所定圧に達するまでは、第1インナーパネル22A及び第2インナーパネル22Bの連続体によりエアバッグ10の厚みが比較的小さくされている。第1室1内が所定圧に達すると、テアシーム23Bが破断してインナーパネル22A,22B同士が分離し、エアバッグ10の厚みが増大する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガス発生器からのガスにより膨張するエアバッグであって、
乗員側に配置されるフロントパネル及び乗員と反対側に配置されるリヤパネルを有し、該フロントパネル及びリヤパネルは、それらの周縁部同士が結合されており、
該リヤパネルの中央には、ガス発生器用の開口が設けられ、
該エアバッグ内を中央の第1室と、該第1室を取り囲む第2室とに区画するインナーパネルが配置されており、
該インナーパネルに、該第1室と第2室とを連通する連通口が設けられているエアバッグにおいて、
該インナーパネルは、フロントパネル側の第1インナーパネルとリヤパネル側の第2インナーパネルとからなり、
該第1インナーパネルと第2インナーパネルは、それぞれ外周から張り出す張出部を有しており、
該第1インナーパネルの中央部又はその近傍がフロントパネルに結合されており、
該第1インナーパネルの周縁部が第2インナーパネルの周縁部に結合手段によって結合されており、
該第2インナーパネルの中央部には、該リヤパネルの開口と略同心状に配置される開口が設けられており、
該結合手段は、第1室内のガス圧が所定圧に達するまでは該第1インナーパネルと第2インナーパネルの周縁部同士を結合している低強度の第1結合手段と、該第1インナーパネル及び第2インナーパネルの張出部同士を結合している高強度の第2結合手段とを備えてなり、
該第1結合手段は、該第1室内のガス圧が所定圧以上になると結合を解除するものであることを特徴とするエアバッグ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
3D054AA02
, 3D054AA07
, 3D054AA13
, 3D054BB01
, 3D054CC05
, 3D054CC11
, 3D054DD11
, 3D054DD28
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開平1-311930号公報、
-
エアバッグ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-261225
出願人:日野自動車工業株式会社
審査官引用 (5件)
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