特許
J-GLOBAL ID:200903096444070059
浮遊画像表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-552543
公開番号(公開出願番号):特表2002-517779
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2002年06月18日
要約:
【要約】この装置は、表示する対象物(10)と、対象物からの光を受ける再帰反射器(12)と、対象物から再帰反射器への光路(16)内のビームスプリッタ(14)と、ビームスプリッタと再帰反射器の間の(中心対称点を有しない)フレネルレンズ(20)とを備える。ビームスプリッタ(14)は、光の伝搬方向に対して傾いた角度をなし、一部を伝達し、残りを反射する。ビームスプリッタからの光は、レンズ(20)を通って再帰反射器(12)に至り、再帰反射器は光をレンズ(20)を通ってビームスプリッタに戻るように反射する。この再帰反射光は、ビームスプリッタで反射及び/又は伝達され、空間に浮かんだ実画像(18)を形成する。装置で使用されるフレネルレンズの形式は、レンズの表面からの望ましくない反射を浮遊画像を見る時にはもはや見えないように移動するので、見え具合を改善する。
請求項(抜粋):
表示する対象物(10)と、 該対象物からの光を受けるように配置された第1の再帰反射器(12)と、 前記対象物から前記第1の再帰反射器への光の光路(16)に、前記光の一部を伝達し、一部を反射するように前記光の伝搬方向に対して傾いた角度で配置され、伝達又は反射された前記光は前記第1の再帰反射器(12)により受けられて戻すように反射され、この再帰反射光の一部を反射又は伝達させて空間に浮かんだ実画像(18)を形成するビームスプリッタ(14)と、 前記ビームスプリッタ(14)と前記第1の再帰反射器の間に配置され、前記ビームスプリッタ(14)からの光が前記第1の再帰反射器(12)に向かうように通過させ、前記第1の再帰反射器(12)で反射された光を前記ビームスプリッタ(14)に向かうように通過させる収束光学素子(20)とを備える空間に浮かんだ画像を表示する浮遊画像表示装置であって、 前記収束光学素子(20)は、実質的に平面又は平滑な面と、溝化された表面とを有し、前記溝化された表面の溝の配置は中心対称点を有しないことを特徴とする浮遊画像表示装置。
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