特許
J-GLOBAL ID:200903096455731421

可逆的熱発色組成物およびそれを用いる記録媒体と表示媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193310
公開番号(公開出願番号):特開平5-294063
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 発色剤と顕色剤との間の反応を利用した可逆的熱発色性組成物において、消色時の濃度が低く、消し残りがなく、消色温度の幅が広く、しかも高速で均一な消色の可能な可逆的熱発色性組成物および記録媒体と表示媒体と表示媒体を提供する。【構成】 電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物と消色促進剤からなる組成物で、該組成物をその溶融温度以上に一時的に加熱することによって電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物の反応物である発色体の規則的な凝集構造を形成し、溶融発色温度より低い温度への再加熱によってこの規則的な凝集構造が崩壊して電子受容性化合物が発色体から分離し、結晶化する可逆的熱発色性組成物において、該消色促進剤は、分子状又は微小ドメイン状に分散して存在し、かつ発色体の凝集構造の規則性を低下させることを特徴とする可逆的熱発色性組成物。
請求項(抜粋):
電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物と消色促進剤からなる組成物で、該組成物をその溶融温度以上に一時的に加熱することによって電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物の反応物である発色体の規則的な凝集構造を形成し、溶融発色温度より低い温度への再加熱によってこの規則的な凝集構造が崩壊して電子受容性化合物が発色体から分離し、結晶化する可逆的熱発色性組成物において、該消色促進剤は、組成物中に分子状又は微小ドメイン状に分散して存在し、かつ発色体の凝集構造の規則性を低下させるものであることを特徴とする可逆的熱発色性組成物。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭59-120492
  • 特開昭63-173684
  • 可逆性感熱記録材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-347032   出願人:三菱製紙株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開平4-046986
  • 特開昭59-120492
  • 特開昭63-173684
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