特許
J-GLOBAL ID:200903096464896522

電子写真装置の熱ローラ定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054635
公開番号(公開出願番号):特開2000-250351
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】電子写真装置の定着工程で用いられる熱ローラ定着器では、印刷紙が加熱圧縮された後に熱ローラ側面に密着するため、何らかの剥離機構が必要となる。しかし従来の剥離爪のみによる方式では、剥離爪が熱ローラ側面や印刷紙を引っ掻き、熱ローラの故障原因や印刷像の劣化原因となる。【解決手段】そこで本発明では、剥離爪の内部に通気路を設け、印刷先端部が剥離爪に乗る直前に、剥離爪の先端から印刷紙先端部に向けて圧搾空気を発射する。これによって熱ローラに密着している印刷紙先端部を空気圧で剥離し、かつ一時的に浮き上がらせることにより、非接触で剥離爪にによって印刷紙先端部を分離させ、以降の熱ローラ回転により順次印刷紙の他の部分を熱ローラから剥離する機構を設けた。これにより剥離爪先端部による熱ローラ側面や印刷紙への引っ掻き傷をなくし、高速印刷で必要となる大サイズの定着ローラに対しても、スムースな印刷紙剥離を可能とした。
請求項(抜粋):
電子写真装置の熱ローラ定着部において、搬送される印刷紙の先端を検出する印刷紙先端検出手段と、熱ローラ定着器の回転角度を検出する回転角度検出手段と、印刷紙先端位置に対応して回転する熱ローラ定着面に刻まれた複数の切りかけ溝と、空気路を内部に有する剥離爪と、前記剥離爪の先端を、前記切りかけ溝の位置に対応して前後に回転挿入する剥離爪回転制御手段と、前記検出された印刷紙の先端位置に対応して、前記剥離爪の内部の空気路から圧搾空気を供給する圧搾空気供給手段とを有することを特徴とする熱ローラ定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 106 ,  G03G 15/20 102
FI (2件):
G03G 15/20 106 ,  G03G 15/20 102
Fターム (11件):
2H033AA16 ,  2H033BA08 ,  2H033BA16 ,  2H033BA20 ,  2H033BA21 ,  2H033BA22 ,  2H033BB12 ,  2H033BB28 ,  2H033CA22 ,  2H033CA37 ,  2H033CA40

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