特許
J-GLOBAL ID:200903096466955402

空気調和装置におけるデッドタイム補正制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343001
公開番号(公開出願番号):特開平10-191651
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 空気調和装置に搭載されるインバータのデッドタイム補正を1相のみの電流検出により行う場合には、誤差等により乱調を誘発する場合があるため、これを未然に防ぐデッドタイム補正制御を行う。【解決手段】 直流を可変周波数の交流に変換する逆変換器1と、逆変換器1により駆動される圧縮機2と、圧縮機2に内蔵されたモータに流れる電流を検出するモータ電流検出部3と、モータ電流検出部3の出力からモータ電流のゼロクロスの位相の平均値を検出するゼロクロス位相検出部4と、ゼロクロス位相検出部4の出力と出力周波数指令値とデッドタイム補正量設定値からデッドタイム補正を考慮したPWM波形を演算して逆変換器1を駆動する波形演算部6により構成され、デッドタイム補正をかけるためのモータ電流のゼロクロス位相の値にゼロクロス位相の平均値を用いることにより、乱調の誘発、拡大を未然に防ぐ効果を得たものである。
請求項(抜粋):
直流を可変周波数の交流に変換する逆変換器と、前記逆変換器により駆動される圧縮機と、前記圧縮機に内蔵されたモータに流れる電流を検出するモータ電流検出部と、前記モータ電流検出部の出力からモータ電流のゼロクロスの位相の平均値を検出するゼロクロス位相検出部と、前記ゼロクロス位相検出部の出力と出力周波数指令値とデッドタイム補正量設定値からデッドタイム補正を考慮したPWM波形を演算する波形演算部とからなり、前記波形演算部の出力により前記逆変換器を駆動する構成をとり、前記波形演算部における演算の際に、デッドタイム補正に用いるゼロクロス位相にゼロクロス位相の平均値を用いることを特徴とする空気調和装置におけるデッドタイム補正制御装置。
IPC (2件):
H02M 7/537 ,  H02M 7/48
FI (2件):
H02M 7/537 C ,  H02M 7/48 L

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