特許
J-GLOBAL ID:200903096471287914

電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石島 茂男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-390507
公開番号(公開出願番号):特開2002-199716
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】PWM制御のフライバックコンバータにおいて、出力電圧をほぼ一定に保つことができる技術に関する。【解決手段】本発明の電源回路1は、検出巻線42に接続された遅延コンデンサ84と、遅延トランジスタ81とを有し、遅延トランジスタ81が導通すると、検出巻線42と補助整流平滑回路14とを接続するように構成されている。遅延トランジスタ81は遅延コンデンサ84の充電電圧が所定電圧以上になると導通するが、サージ電圧が現れる期間は、充電電圧が遅延トランジスタのVBE以上にならないように設定されており、サージ電圧は補助整流平滑回路14には出力されない。補助整流平滑回路14の出力電圧から検出電圧が生成されるが、検出電圧にはサージ電圧が乗らないので、従来と異なりサージ電圧の影響が及ばず、出力電圧をほぼ一定に保つことができる。
請求項(抜粋):
一次巻線と、前記一次巻線に直列接続されたスイッチ素子と、前記スイッチ素子をスイッチング動作させる制御回路と、前記一次巻線に磁気結合され、前記スイッチ素子のスイッチング動作により、前記一次巻線にスイッチング電流が流れたときに、それぞれ電圧が誘起される検出巻線と二次巻線と、前記二次巻線に接続され、前記二次巻線に誘起された電圧を整流平滑し、負荷に電力を供給する二次側整流平滑回路と、前記検出巻線に接続され、前記検出巻線に誘起された電圧の大きさに応じた検出電圧を生成し、前記制御回路に出力する補助整流平滑回路とを有し、前記制御回路は、前記スイッチ素子のスイッチング動作を制御し、前記検出電圧の大きさを一定に維持することで、前記二次側整流平滑回路の出力電圧を一定に維持するように構成された電源回路において、前記補助整流平滑回路は、前記検出巻線に誘起された電圧によって充電される遅延コンデンサと、前記遅延コンデンサの充電電圧が所定値以上になると導通する遅延トランジスタとを有し、前記検出巻線と前記補助整流平滑回路は、前記遅延トランジスタが遮断状態のときは切り離され、前記遅延トランジスタが導通状態になると接続されるように構成された電源回路。
FI (3件):
H02M 3/28 L ,  H02M 3/28 C ,  H02M 3/28 X
Fターム (10件):
5H730AA20 ,  5H730BB43 ,  5H730CC01 ,  5H730DD04 ,  5H730DD42 ,  5H730EE19 ,  5H730FD01 ,  5H730FD24 ,  5H730FG05 ,  5H730XX12

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