特許
J-GLOBAL ID:200903096479492584

受信信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-191242
公開番号(公開出願番号):特開平10-209734
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 比較的多い信号数の受信信号をアレーアンテナで受信しても検出することができ、計算コストを大幅に軽減することができる受信信号処理装置を提供する。【解決手段】 サブアレー信号選択回路7は、複数のアンテナ素子からなるアレーアンテナによって受信された複数の受信信号をA/D変換された複数のディジタル受信信号から、各サブアレー信号間で互いに異なる複数のディジタル受信信号の組からなる複数B組のサブアレー信号を選択して出力し、各DBF回路8-bは同一の伝達関数を有し、複数B組のサブアレー信号に基づいて、アレーアンテナの主ビームを所望の受信信号の到来方向に向けかつ干渉波信号の到来方向の受信信号を零にするように、ディジタルビーム信号をそれぞれ形成して出力する。さらに、受信信号検出回路10は複数のディジタルビーム信号に基づいて、MUSICアルゴリズムを応用して所望の受信信号及びその到来角信号を出力する。
請求項(抜粋):
1直線上に所定の素子間隔で並置された複数N個のアンテナ素子からなるアレーアンテナによって受信された複数N個の受信信号を複数N個のディジタル受信信号にA/D変換して出力する変換手段と、上記変換手段から出力される複数N個のディジタル受信信号から、各サブアレー信号間で互いに異なる複数M個のディジタル受信信号の組からなる複数B組のサブアレー信号を選択して出力する選択手段と、それぞれ所定のフィルタ係数を有する複数M個のFIR型ディジタルフィルタと上記複数M個のFIR型ディジタルフィルタから出力される複数M個の信号を加算して出力する加算器とそれぞれ備え、互いに同一の伝達関数を有し、上記選択手段から出力される複数B組のサブアレー信号に基づいて、上記アレーアンテナの主ビームを所望の受信信号の到来方向に向けかつ干渉波信号の到来方向の受信信号を零にするように、ディジタルビーム信号をそれぞれ形成して出力する複数B個の形成手段と、上記複数B個の形成手段から出力される複数B個のディジタルビーム信号に基づいて、複数の信号を識別するためのMUSICアルゴリズムの方法を用いて、所望の受信信号の到来角を検出して到来角を示す到来角信号を出力するとともに、所望の受信信号を検出して出力する検出手段とを備えたことを特徴とする受信信号処理装置。
IPC (2件):
H01Q 3/26 ,  H03H 17/02 601
FI (3件):
H01Q 3/26 C ,  H01Q 3/26 Z ,  H03H 17/02 601 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-105276

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