特許
J-GLOBAL ID:200903096483388821

紫外線硬化型防曇剤組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-324496
公開番号(公開出願番号):特開平6-172676
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 透明樹脂材料表面へ優れた防曇性を付与でき、密着性及び塗膜強度を保持できる上に、高湿度環境下でも良好な透明性を発揮できて外観品質を保持でき、加えて塗膜強度の低下を防止する。【構成】 紫外線硬化型防曇剤組成物は、所定構造の親水性重合体部分と架橋性官能基を有する疎水性重合体部分とからなるブロック共重合体(A)と、光重合性化合物(B)又は(B′)と、前記疎水性重合体部分よりも親水性重合体部分に対して良溶剤である極性溶剤(C)と、光重合開始剤(D)と、界面活性剤(E)とから構成されている。前記各成分の固形分重量比が(A)/(B)又は(B′)/(E)=100/10〜100/0.5〜60である。また、ブロック共重合体(A)の親水性重合体部分に架橋性官能基を有するものであってもよい。
請求項(抜粋):
下記(A)成分として示されるブロック共重合体と、下記(B)又は(B′)成分として示される光重合性化合物と、前記ブロック共重合体(A)中の疎水性重合体部分に対してよりも親水性重合体部分に対して良溶剤である極性溶剤(C)と、光重合開始剤(D)と、界面活性剤(E)とからなり、固形分重量比が(A)成分/(B)又は(B′)成分/(E)成分=100/10〜100/0.5〜60であることを特徴とする紫外線硬化型防曇剤組成物。(A)成分下記一般式化1又は化2で表されるN置換又は非置換の(メタ)アクリルアミド系化合物、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルから選ばれる親水性単量体の1種以上50重量%以上より形成される親水性重合体部分(a)と、疎水性単量体より形成され、かつ下記一般式化3を構造単位とする部分を5〜50重量%含む疎水性重合体部分(b)とからなり、親水性重合体部分(a)と疎水性重合体部分(b)の重量比率が90/10〜30/70であるブロック共重合体。【化1】上式において、R1 は水素原子又はメチル基、R2 は水素原子、直鎖状又は分岐状のCn H2n+1、R3 は水素原子、直鎖状又は分岐状のCn H2n+1、N,N-ジメチルアミノプロピル基又は-C(CH3 )2 CH2 COCH3 を表す。但し、nは1〜4の整数である。【化2】上式において、R1 は水素原子又はメチル基、Xは-(CH2 )4 -、-(CH2 )5 -又は-(CH2 )2 -O-(CH2 )2 -を表す。【化3】上式においてR1 、R4 は水素原子又はメチル基を表す。(B)成分下記一般式化4で示される光重合性化合物【化4】上式において、R1 、R4 は水素原子又はメチル基、n は1〜30の整数である。(B′)成分下記一般式化5で示される光重合性化合物【化5】上式において、R1 は水素原子又はメチル基、m は0、1又は2を表す。
IPC (7件):
C09D 5/00 PPG ,  C09D 5/00 PNW ,  C09D 4/00 PDV ,  C09D153/00 PGY ,  C09K 3/18 ,  C08F299/00 MRN ,  C08F299/02 MRS

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