特許
J-GLOBAL ID:200903096490982917

薄膜磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310551
公開番号(公開出願番号):特開平7-169021
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】アンダーシュートなどのような疑似出力波形が小さく、波形干渉の影響が小さい薄膜磁気ヘッドを提供すること。【構成】薄膜磁気ヘッドの磁性層を研磨特性の違う第1の磁性膜と第2の磁性膜との積層体とした。【効果】薄膜磁気ヘッドの機械加工工程における摺動面の研磨により、第2の磁性膜が多く削れ、第1の磁性膜との間に段差が生じるので、第1の磁性膜の端部が選択的に丸まり、磁性層端部から侵入する磁束分布が広がって疑似出力波形が小さくなる。
請求項(抜粋):
薄膜コイルあるいは磁気抵抗効果型(MR)薄膜からなる誘導型あるいはMR型の書き込みあるいは磁束変化を検出するための検出素子と、該検出素子を層間絶縁層を介して挟持し、所定間隔の磁気ギャップを有する磁性層とからなるヘッド素子と、該ヘッド素子が後端面に配設され、磁気ディスク面上で摺動されるスライダとから構成され、該スライダの摺動面が研磨加工されている磁気ディスク装置の薄膜磁気ヘッドにおいて、前記磁性層は、研磨特性の異なる2種類の磁性膜からなり、前記磁気ギャップを挟んで第1の磁性膜と第2の磁性膜が順次積層され、該第2の磁性膜の端部は、研磨特性に依存して前記スライダの摺動面より後退しており、前記第1の磁性膜の端部は、前記スライダの摺動面と同一であり、かつ研磨特性に依存して滑らかな曲面が構成されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/31 ,  G11B 5/39

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