特許
J-GLOBAL ID:200903096492417206

熱式流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-321578
公開番号(公開出願番号):特開2003-121230
出願日: 2001年10月19日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】熱式流量計の計測範囲の上限を容易に設定し得ると共に、異常電圧などが生じても発熱抵抗体やトランジスタの保護を図る。【解決手段】流量測定用の発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12を有するブリッジ回路の中点が差動増幅器15の入力端子に接続され、差動増幅器15及びトランジスタ16を介して発熱抵抗体11と温度補償抵抗体12との温度差が所定差になるようにブリッジ回路に供給される電流が調整される。トランジスタ16のベース電位を制限する第1の電圧制限手段18と、エミッタ電位を制限する第2の電圧制限手段19を備える。電圧制限制限手段18,19により設定される電圧制限値をVB1,Vset、ベース・エミッタ間の電圧をV<SB>BE</SB>とすると、VB1-V<SB>BE</SB><Vsetが成立するよう設定した。トランジスタ16のコレクタ側にはヒューズ30が接続されている。
請求項(抜粋):
流体通路に発熱抵抗体を配置し、前記発熱抵抗体と温度補償抵抗体を有するブリッジ回路と、前記発熱抵抗体と前記温度補償抵抗体との温度差が所定差になるように前記ブリッジ回路に電流を供給するトランジスタと、を備えた熱式流量計において、前記トランジスタの入力電極(ここで、「入力電極」とは、前記ブリッジ回路に流れる電流を制御するための信号を入力する電極である)に印加される入力電圧を制限する第1の電圧制限手段と、前記トランジスタの出力電極(ここで、「出力電極」とは、前記ブリッジ回路に接続される電極である)の電圧を制限する第2の電圧制限手段とを備え、前記第1の電圧制限手段により設定される電圧制限値をVB1、前記第2の電圧制限手段により設定される電圧制限値をVset、前記入力電極・出力電極間の電圧をV<SB>BE</SB>とすると、VB1-V<SB>BE</SB><Vsetが成立するよう設定したことを特徴とする熱式流量計。
Fターム (3件):
2F035AA02 ,  2F035EA04 ,  2F035EA09

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