特許
J-GLOBAL ID:200903096494772704

樹脂チューブ接続用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-062211
公開番号(公開出願番号):特開平7-286688
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 樹脂チューブ挿入時の擦り傷の発生を防止し、保持部材の爪壁の食込み部附近での樹脂チューブ側の薄肉化、或いは膨らみに伴う過度の食込みを抑制して該チューブ側の局部亀裂、破損を防止せしめ、絶えず保持力を一定とするか、若くは一層向上して安定した接続を得るようにする。【構成】 継手本体の中間室の内周面と樹脂チューブとの間にシール部材を挿入する。該シール部材に対向してスリットを有するコレット状の筒状アームの先端部に、その外径が前記中間室の内径より僅かに小径の鍔壁を設けてその後端部を後細傾斜面、内周面側を開口傾斜面としてその根元附近に爪壁を設けた突起壁を形成した保持部材が滑動可能に内装される。前記大径室に後端部側を掛合し、内周面の先端側の開口傾斜面を前記突起部に当接摺動するようにして内周面に段付き部を設けたカラー部材を内装する。
請求項(抜粋):
軸芯内部の流通孔(2) の周りに順次、後端側に向って段付き拡径した小径室(3")、中間室(3')および大径室(3) を連設し、該大径室の後端周縁部を掛止壁(1')となす継手本体(1) と、該本体の前記中間室(3')にあって接続される樹脂チューブ(P) の外周面と該中間室の内周面との間に挿入される環状の弾性シール部材(4) と、該シール部材に対向位置してスリット(6) を有するコレット状からなる筒状アーム(6')の先端部に、その外径が中間室(3')の内径より僅かに小径の環状鍔壁(7) を設け、その後端部に外周面側を後細傾斜面(8) となすと共に、内周面側を開口傾斜面(9) となしてその根元附近に環状爪壁(10)を設けた突起壁(11)を形成して軸芯方向に滑動可能となして内装した保持部材(5) と、前記大径室(3) にあって後端部側を前記継手本体(1) 側の掛止壁(1')との掛合部(13)となし、且つ内周面の先端側に設けた開口傾斜面(14)に前記保持部材(5) の突起壁(11)部が当接摺動するようにして内周面に段付き部(15)を設けて内装したカラー部材(12)とにより構成したことを特徴とする樹脂チューブ接続用継手。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • チューブ継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-132109   出願人:株式会社アオイ, 東海ゴム工業株式会社

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