特許
J-GLOBAL ID:200903096494811262
燃料電池の不具合判定装置および方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-087284
公開番号(公開出願番号):特開2003-282115
出願日: 2002年03月27日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池における不具合の有無を判定する際に、望ましくない程度に出力電圧を低下させることなく、上記判定を行なう技術を提供する。【解決手段】 燃料電池において実際に発電を行なわせて不具合の有無を判定する際に、まず、燃料電池の内部温度および供給ガスの湿度を設定する(ステップS200)。そして、設定した条件下において、ガス量を変動させながら燃料電池にガスの供給を開始する(ステップS210)。このとき、燃料電池の最低セル電圧と所定の閾値との差に基づいて、最低セル電圧が閾値に近づくように、燃料電池の出力電流を制御する(ステップS220)。そして、供給ガスのうちで実際に電気化学反応に利用されたガスの割合であるガス利用率を算出して(ステップS230)、不具合の有無を判定する(ステップS240)。
請求項(抜粋):
直列に接続した複数のセルを有する燃料電池の不具合判定装置であって、電気化学反応に供するためのガスを燃料電池に供給するガス供給部と、前記燃料電池に供給される前記ガスの流量を検出するガス流量検出部と、前記燃料電池の特定部分の出力電圧を検出する出力電圧検出部と、前記出力電圧検出部が検出した出力電圧が所定の目標電圧以上となるように、前記燃料電池の目標電流を設定する目標電流設定部と、前記燃料電池の出力電流を検出する電流検出部を有し、前記燃料電池が前記目標電流を出力するように負荷条件を制御する出力制御部と、前記ガス流量検出部が検出したガス流量から得られる電流の最大値として算出される理論最大電流と、前記電流検出部が検出した前記出力電流とに基づいて、前記燃料電池におけるガス利用率を算出する利用率算出部と、前記利用率算出部が算出した前記ガス利用率に基づいて、前記燃料電池における不具合の有無を判定する判定部とを備える不具合判定装置。
Fターム (6件):
5H027AA02
, 5H027KK21
, 5H027KK54
, 5H027KK56
, 5H027MM01
, 5H027MM26
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