特許
J-GLOBAL ID:200903096497947530

インクジェット記録ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262672
公開番号(公開出願番号):特開平8-164608
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【課題】圧電素子の変形がインク噴出に効率よく連動できる、プラスチック材料を主体とするインクジェット記録ヘッドを提供する。【解決手段】インク通路の全部あるいは一部が溝として形成されているプラスチック製の流路基板1に、振動板を接合してインク通路を形成し、インク加圧室相当部分の流路の外側面に圧電素子10を接着してなるインクジョット記録ヘッドにおいて、振動板の少なくとも一部がプラスチック板26とそれより高い弾性率を有する補強板24とを接着した複合板であり、振動板のプラスチック面と流路基板1の溝が形成されている面とが接着される。また、振動板に圧電素子接着位置を示すマーク25を付ける。更に、補強板24とプラスチック板26との接着には活性エネルギー線硬化材料からなるシート接着剤を用いる。
請求項(抜粋):
非結晶性熱可塑性樹脂からなり、その表面に、インク供給部から吐出口部までのインク流路の全部あるいは加圧室部を含む一部が、溝部として形成されている流路基板に、振動板を接合して溝部を被覆してインク流路を形成し、振動板の加圧室部相当部分の流路の外側面に圧電素子を接着し、圧電素子に電圧を印加することによる圧電素子と振動板の複合運動作用によりインクを供給、噴射させるインクジェット記録ヘッドにおいて、振動板は、少なくとも前記流路基板に形成されている溝部の内の、加圧室部を含み加圧室部からの流体抵抗が小さい部分に相当する溝部の大部分に対向する領域において、プラスチック板とプラスチック板よりも高い弾性率を有する補強板とを接着した複合板であることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H

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