特許
J-GLOBAL ID:200903096501225137

焼結ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-412337
公開番号(公開出願番号):特開平5-263199
出願日: 1984年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】〔目的〕 耐SCC性にすぐれたステンレス鋼を提供することである。〔構成〕 粉末冶金法によりフェライト系ステンレス鋼粉由来のフェライト組織と、それぞれオーステナイト系ステンレス鋼粉、二相ステンレス鋼粉および三相ステンレス鋼粉に由来するオーステナイト相、二相および三相の少なくとも1つの組織とから構成する。フェライト組織を存在させることでSCC伝播を阻止し、耐SCC性を改善する。〔効果〕 耐SCC性は従来の溶解材と比較して飛躍的に改善される。
請求項(抜粋):
マトリックスと分散相の金属学的組織が異なる焼結ステンレス鋼であって、重量%でC:0.1 %以下、Si:5%以下、Mn:1%以下、P:0.1 %以下、S:0.1 %以下、Cr:11 〜35%、Ni:0.01 〜1.0 %、Cu:1%以下、を含有するフェライト系ステンレス鋼粉由来の実質的にフェライト組織からなるマトリックス相と、重量%でC:0.2 %以下、Si:1%以下、Mn:3%以下、P:0.1 %以下、S:0.1 %以下、Cr:11 〜30%、Ni:6〜70%、Cu:1%以下、を含有するオーステナイト系ステンレス鋼粉由来、あるいはC:0.2 %以下、Si:5%以下、Mn:2%以下、P:0.1 %以下、S:0.1 %以下、Cr:16 〜35%、Ni:4〜10%、Cu:1%以下、を含有するオーステナイト-フェライト系二相ステンレス鋼粉由来、あるいはC:0.8 %以下、Si:2%以下、Mn:2%以下、P:0.1 %以下、S:0.1 %以下、Cr:11 〜20%、Ni:4〜10%、Cu:1%以下、を含有するオーステナイト-マルテンサイト系二相ステンレス鋼粉またはオーステナイト-フェライト-マルテンサイト系三相ステンレス鋼粉由来のそれぞれオーステナイト組織、オーステナイトとフェライトの二相組織、およびオーステナイトとマルテンサイトの二相組織またはオーステナイトとフェライトとマルテンサイトの三相組織のうち一種以上からなる分散相とから成る耐応力腐食割れ性の優れた焼結ステンレス鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 304 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/42

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