特許
J-GLOBAL ID:200903096504231120

セレクチン結合の阻害

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-531207
公開番号(公開出願番号):特表2001-516334
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 2001年09月25日
要約:
【要約】本発明は、2つの細胞(一方は表面上にPまたはLセレクチンを発現し、そして他方は対応するリガンドを発現する)の間の結合を阻害するための系を提供する。別々の脂質上にサッカライドおよび酸性基を有する、共有的に架橋した脂質組成物が調製される。次いで、組成物は、結合を阻害するように、細胞間に挿入される。阻害は、遊離サッカライドの濃度よりも106倍も低い、有効オリゴサッカライド濃度で達成され得る。セレクチンは、傷害部位に細胞を補充するのに関与するので、この系を用いて特定の炎症状態および免疫学的状態を軽減し得る。
請求項(抜粋):
PまたはLセレクチンを有する第1の細胞と、該セレクチンについてのリガンドを有する第2の細胞との間の結合を阻害する方法であって、脂質組成物を該第1の細胞と相互作用させる工程を包含し;ここで、該脂質組成物は、脂質のシートを含み、ここで、該脂質の一部は共有的に架橋しており、該脂質の一部は結合したサッカライドを有しており、そして結合したサッカライドを有さない該脂質の一部は中性pHで負に荷電する酸性基を有する、方法。
IPC (8件):
A61K 31/715 ,  A61K 9/127 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 11/06 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 35/04 ,  A61P 43/00 111
FI (8件):
A61K 9/127 ,  A61P 9/00 ,  A61P 9/10 ,  A61P 11/06 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 35/04 ,  A61P 43/00 111 ,  A61K 37/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平5-507923
引用文献:
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