特許
J-GLOBAL ID:200903096511415627

燃料噴射制御システムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-149974
公開番号(公開出願番号):特開2007-100691
出願日: 2006年05月30日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】制御精度のよい燃料噴射制御システムを簡易に製造することのできる燃料噴射制御システムの製造方法を提供する。【解決手段】燃料噴射弁を試作すると(ステップS10)、これに基づき、燃圧及び噴射期間によって定まる複数の調整点における噴射期間の補正値を算出する(ステップS12)。そして、調整点を実測点及び予測点に分割し、実測点における補正値から予測点における補正値を予測する予測式と、実測点の補正値同士の関係を定める関係式とを算出する(ステップS14)。燃料噴射弁の量産時、各燃料噴射弁について実測点での補正値と予測式とから予測点での補正値を予測する(S30)。これにより、実測点及び予測点での補正値を取得する。ただし、各燃料噴射弁について実測点で補正値を測定し、これと関係式とに基づき、予測式の妥当性が評価される(ステップS22)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料噴射制御を行なう燃料噴射制御システムについて、該システムを製造する方法において、 前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力及び噴射期間の少なくとも一方によって複数の調整点を設定し、該設定される調整点毎にいくつかの燃料噴射弁のそれぞれの噴射特性のばらつきを測定する第1の工程と、 前記複数の調整点を2つにグループ分けして且つ、前記噴射特性のばらつきの測定結果に基づき、一方のグループの調整点である実測点における前記ばらつきから他方のグループの調整点である予測点における前記ばらつきを予測する予測式を生成して記憶装置に記憶させる第2の工程と、 前記噴射特性のばらつきの測定結果に基づき、前記実測点における前記ばらつき同士の関係を定めて記憶装置に記憶させる第3の工程と、 前記燃料噴射弁を複数製造するに際し、前記実測点における前記ばらつきの測定値と前記予測式とを用いて前記予測点における前記ばらつきの予測値を算出する第4の工程と、 前記複数製造される各燃料噴射弁毎に、前記測定値及び前記予測値に基づき、前記燃料噴射弁の操作量を調整する第5の工程とを有し、 前記燃料噴射弁を複数製造するに際し、前記定められた関係に対する前記測定値同士の関係のずれ量が所定以上であると判断されるときには、前記第4の工程よりも上流の工程にその旨をフィードバックすることを特徴とする燃料噴射制御システムの製造方法。
IPC (2件):
F02M 65/00 ,  F02D 45/00
FI (2件):
F02M65/00 302 ,  F02D45/00 314T
Fターム (6件):
3G384AA03 ,  3G384BA13 ,  3G384DA29 ,  3G384DA61 ,  3G384EA01 ,  3G384FA14Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

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