特許
J-GLOBAL ID:200903096513137225

連続鋳造ブルームの冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-049878
公開番号(公開出願番号):特開2000-246409
出願日: 1999年02月26日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造ブルームの冷却時に発生する表面疵の発生を防止する冷却方法を提供する。【解決手段】 連続鋳造によりブルーム3を鋳造する際、モールド2の直下からモールド2の下5mの範囲でブルーム3のコーナー部の冷却速度を保温材を用いるあるいはガス、電気、高周波などの熱源を利用することによって0〜0. 12°C/sの間に制御する。コーナー部以外の部分は保温は行わない。そして、上記のようにコーナー部の保温を行ったブルーム3では、オーステナイト結晶粒径がブルーム3の表面全域にわたって均一化しており、また、冷却過多による初析フェライトの発生もない。このようなブルーム3をブルームクーラー5などのブルーム強制冷却装置を用いて冷却することにより、ブルーム3の均一冷却が可能になり、冷却時の内部応力の発生が軽減される。
請求項(抜粋):
連続鋳造によりブルームを鋳造する際、モールド直下からモールド下5mの範囲でブルームのコーナー部を保温し、ブルームコーナー部の表面平均冷却速度を0〜0. 12°C/sの間に制御することによって、コーナー部のオーステナイト結晶粒を充分に成長させ、その結果として、ブルームの表面全域にわたってオーステナイト結晶粒径を均一化させ、その後当該ブルームを所定の長さに切断した後、連続鋳造機外に設置されたブルームクーラーなどを用いて冷却することを特徴とする連続鋳造ブルームの冷却方法。
IPC (3件):
B22D 11/124 ,  B22D 11/12 ,  B22D 11/16 104
FI (3件):
B22D 11/124 L ,  B22D 11/12 B ,  B22D 11/16 104 P
Fターム (2件):
4E004KA12 ,  4E004MC01

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