特許
J-GLOBAL ID:200903096522690638

機械油圧式変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179718
公開番号(公開出願番号):特開平6-026562
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 運転時の騒音を低減し、構造の簡素化で製造コストを低減する。【構成】 入力軸1で駆動される動力伝達軸8の軸端のフランジ9に、斜めに突設した支軸24に遊星ローラ25を回転自在に枢着する。入力軸1により可変油圧ユニット16を介して固定油圧ユニット17を駆動し、これで駆動される制御歯車11に同軸にチューブ26を固定する。チューブの開口先端部のガイドリング27を遊星ローラに外嵌させ、チューブと制御歯車の中心を貫いて配置した回転軸28の先端に設けた太陽ローラ29を遊星ローラに内嵌可能とする。後端を歯車13で出力軸15に噛合させた回転軸を、チューブ内に嵌装したピストン30により作動油で、太陽ローラが遊星ローラに接離するように移動させ、この接,離に合わせて制御歯車11に対して切,入状態になるように回転軸にクラッチ38を設ける。可変油圧ユニットの制御ハンドル19によるリミットスイッチ22の押下で、クラッチを切状態にする。
請求項(抜粋):
入力軸(1)と、出力軸(15)と、上記入力軸(1)によって回転駆動される動力伝達軸(8)と、この動力伝達軸(8)端のフランジ(9)の外周に軸方向外側に向けて拡がるように斜めに突設した複数の支軸(24)に回転自在に枢着した遊星ローラ(25)と、上記入力軸(1)によって回転駆動される可変油圧ユニット(16)と、この可変油圧ユニット(16)の吐出油によって回転駆動される固定油圧ユニット(17)と、開口する先端部のガイドリング(27)が上記遊星ローラ(25)に外嵌する有底円筒状のチューブ(26)を同軸に固定して、上記固定油圧ユニット(17)によって駆動される制御歯車(11)と、先端に上記遊星ローラ(25)に内嵌する円錐台状の太陽ローラ(29)を有し、上記チューブ(26)および制御歯車(11)の中心を貫いて軸方向に移動可能に設けられ、後端に有する歯車(13)が上記出力軸(15)に噛合する回転軸(28)と、この回転軸(28)と上記チューブ(26)の間に液密かつ摺動自在に嵌装され、供給される作動油により上記回転軸(28)の太陽ローラ(29)を遊星ローラ(25)に接離するように軸方向に移動させるピストン(30)と、上記回転軸(28)の後端の歯車(13)とチューブ(26)の間に、上記太陽ローラ(29)が遊星ローラ(25)に対して接,離状態になるとき、上記制御歯車(11)に対して夫々切,入状態になるように設けられたクラッチ手段(38)と、上記可変油圧ユニット(16)のストロークを制御するストローク制御手段(19)と、このストローク制御手段(19)が正転最大ストローク位置(20)に達したときに上記クラッチ手段(38)を切状態にするクラッチ制御手段(22)とを備えたことを特徴とする機械油圧式変速機。
IPC (2件):
F16H 47/04 ,  F16D 25/0632

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