特許
J-GLOBAL ID:200903096531860805

ガラス板の自重曲げ分割成形型の設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-203279
公開番号(公開出願番号):特開2003-020236
出願日: 2001年07月04日
公開日(公表日): 2003年01月24日
要約:
【要約】【課題】 ソリッドモデルを扱える3次元CADを用いて、簡便な操作によって短時間にガラス板の自重曲げ成形型の設計を行う方法を提供する。【解決手段】 ガラス形状交換手段26を用いて、新たなガラス板の形状に一致するように、既存ソリッドモデル記憶部31に格納された成形型のソリッドモデルのリングフレームを変形させる。そして、変更パラメータ反映手段27を用いて、ソリッドモデルの変更可能なパラメータの変更を変形後のソリッドモデルに反映させ、パラメータの適正化を行う。次に、ソリッドモデルのデータに拘束条件を加え、回転モーメント解析手段29を用いて、分割成形型の回転フレームを回転させる回転モーメントを算出する。算出された回転モーメントが不適切な場合には、変更パラメータ反映手段27を用いて回転モーメントに影響を与えるパラメータの変更をモデルに反映し、所望の回転モーメントを実現する。
請求項(抜粋):
ソリッドモデルを扱える3次元CADを用いた、ガラス板の自重曲げ分割成形型の設計方法において、設計しようとする成形型の対象となるガラス板の曲げ形状データが与えられるステップと、自重曲げ分割成形型の既存ソリッドモデルを、ソリッドモデル・データベースから取り出すステップと、前記取り出した既存ソリッドモデルを構成するリングフレームの、少なくとも寸法と形状とを決定しているガラス板の曲げ形状データと、前記与えられたガラス板の曲げ形状データとを置き換えるステップと、前記取り出した既存ソリッドモデルが有する設計値に対して、前記ガラス板の曲げ形状データの置き換えによって変更が必要となる設計値を自動的に変更し、変更が必要とならない設計値を自動的に引き継いで前記取り出した既存ソリッドモデルを作り替え、前記与えられたガラス板用の自重曲げ分割成形型のソリッドモデルを生成するステップと、前記取り出した既存ソリッドモデルから前記生成したソリッドモデルが引き継いだ設計値のうち、変更可能な所定のパラメータの値が所定の設計基準を満たすか否か判断するステップと、前記所定のパラメータの値が、前記所定の設計基準を満たさない場合には、前記所定のパラメータの値を変更し、前記所定のパラメータの値の変更によって変更が必要となる他の設計値を自動的に変更し、前記所定の設計基準を満たすまで、前記所定のパラメータの値の変更を繰り返すステップと、前記所定のパラメータの値が、前記所定の設計基準を満たす場合には、前記ソリッドモデルのデータに基づいて自動的に図面を作成するステップとを含むガラス板の自重曲げ分割成形型の設計方法。
IPC (3件):
C03B 23/025 ,  B60J 1/02 ,  G06F 17/50 680
FI (3件):
C03B 23/025 ,  B60J 1/02 Z ,  G06F 17/50 680 C
Fターム (7件):
4G015AA03 ,  4G015AB05 ,  4G015AB10 ,  5B046AA05 ,  5B046FA04 ,  5B046FA18 ,  5B046KA06

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