特許
J-GLOBAL ID:200903096553991784

エンジンの吸気制御弁機構の故障検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-014205
公開番号(公開出願番号):特開平9-209810
出願日: 1996年01月30日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 構成及び制御の複雑化を伴うことなく、容易にエンジンの吸気制御弁の故障状態の検知を行い、かつその故障状態の表示を行うことのできるエンジンの吸気制御弁機構の故障検知装置を得ること。【解決手段】 吸気制御弁と、この吸気制御弁をエンジン運転状態に応じて開閉動作させる駆動手段とを有するエンジンの吸気制御弁機構の故障検知装置に、吸気通路内の圧力を検出するための圧力センサを設ける。そして、エンジン動作状態が定常状態の際に、強制的に吸気制御弁を開閉動作させ、開/閉時において検知された圧力差の変化によって、吸気制御弁の開閉動作が確実に行われているか否かの故障診断を行うことができる。
請求項(抜粋):
エンジンの吸気通路内に設けられ前記吸気通路内の一部を開閉し閉状態で燃焼室内に強制的なガス流動を生じさせる吸気制御弁と、該吸気制御弁の開閉をエンジンの運転状態に応じて制御する開閉駆動手段と、を有するエンジンの吸気制御弁機構の故障検知装置において、前記エンジンの動作状態が定常状態にあるか否かを判断するエンジン動作状態検知手段と、該エンジン動作状態検知手段にて前記エンジン動作状態が定常状態にあると判断された場合に前記駆動手段により前記吸気制御弁に故障判定のための開閉状態変更動作を行わせる駆動手段制御部と、前記故障判定のための吸気制御弁の開閉状態変更動作による開/閉時における前記吸気通路内の圧力を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段にて検出された圧力の開/閉時における圧力差が所定値以上の場合は正常状態と判断し、所定値より小さい場合は故障状態と判断する故障判定部と、該故障判定部の判断に基づき故障状態か否かを外部表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするエンジンの吸気制御弁機構の故障検知装置。
IPC (2件):
F02D 41/22 310 ,  F02D 45/00 364
FI (2件):
F02D 41/22 310 M ,  F02D 45/00 364 J

前のページに戻る