特許
J-GLOBAL ID:200903096555532043

産業車両における電磁弁のディザ制御装置及び産業車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-345293
公開番号(公開出願番号):特開平11-171497
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 産業車両に設けられた電磁弁の電流値制御をソフトウェアで行う構成において、電源電圧やソレノイド抵抗の変動などの外乱要因によらず、ディザ制御の際の電磁弁のスプールの振幅をいつも所望する一定に確保する。【解決手段】 CPUはバッテリと電磁弁との間に介装されたトランジスタに入力するPWM信号のデューティ値(%)を決めるデューティ出力中心値Dcentをフィードバック制御で決定する。目標電流値Iaimから基準状態(バッテリ電圧とソレノイド抵抗が各々基準値)のときに決まるはずのデューティ基準値Dbaseを求める(S220)。ディザ振幅値Ddizzはカウント値cntから決まる、基準状態を前提に設定されたディザ振幅基準値D[cnt](cnt=0,1,...,7)に、比(Dcent/Dbase)を乗じて計算される(S270)。Dcent値を振幅中心とするサイン波上のデューティ出力値Dout=Dcent+Ddizzを計算して指令する(S320,S340)。
請求項(抜粋):
荷役機器を駆動する油圧シリンダの油路上に設けられた電磁弁と、前記電磁弁のソレノイドに流すべき目標電流値を記憶する記憶手段と、前記ソレノイドに流れる電流を目標電流値とするための制御に使うデータを得るのに必要な測定値を測定するための測定手段と、前記ソレノイドに流れる電流を制御するための電流指令値を、その電流を目標電流値に近づけ得るように前記測定手段の測定値から得た前記データを使って補正する補正処理をプログラムデータに基づいて実行する制御手段と、前記電磁弁のスプールを微小振動させるディザ制御のため、前記電流指令値に加える振幅分のディザ振幅値を、所望する電流振幅が得られるように前記測定値を使って得たデータを用いて決めるとともに、該ディザ振幅値を前記電流指令値に加えたディザ指令値を指令するディザ制御手段とを備えている産業車両における電磁弁のディザ制御装置。
IPC (3件):
B66F 9/24 ,  F15B 13/043 ,  G05F 1/56 330
FI (3件):
B66F 9/24 Z ,  F15B 13/043 Z ,  G05F 1/56 330 C

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