特許
J-GLOBAL ID:200903096555618983

オーディオ信号符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099101
公開番号(公開出願番号):特開2000-295110
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 処理時間を小さくする、あるいは消費電力を低減することができるオーディオ信号符号化装置を提供する。【解決手段】 第1モードおよび第2モードのいずれかを指定するモード指定部と、適応ビット割り当て部109とで構成される。適応ビット割り当て部109は、第1モードのときは第1の処理時間T1で聴覚モデルを算出する第1の聴覚モデル算出部201と、第2モードのときは第1の処理時間T1より大きい第2の処理時間T2で聴覚モデルを算出する第2の聴覚モデル算出部202と、第1モードのときに第1の聴覚モデル算出部201により算出された聴覚モデルを用いて周波数スペクトルに割り当てるビット数を算出し、第2モードのときに第2の聴覚モデル算出部202により算出された聴覚モデルを用いて周波数スペクトルデータに割り当てるビット数を算出する割り当てビット数算出部203とで構成される。
請求項(抜粋):
時間Tの期間に入力する時系列の入力デジタルオーディオ信号を周波数軸上の周波数スペクトルデータに変換する信号変換部と、人間の聴覚特性を示す聴覚モデルを求める聴覚モデル算出部と、前記周波数スペクトルデータに割り当てるビット数を前記聴覚モデルを使って算出する割り当てビット数算出部と、前記周波数スペクトルデータに割り当てたビット数で前記周波数スペクトルデータを量子化し、符号化ビット列を生成する量子化および符号化ビット列生成部を有し、符号化処理を行うオーディオ信号符号化装置であって、前記信号変換部による前記入力デジタルオーディオ信号の前記周波数スペクトルデータへの変換と、前記割り当てビット数算出部による前記周波数スペクトルに割り当てるビット数の算出と、前記量子化および符号化ビット列生成部による前記周波数スペクトルに割り当てたビット数での前記周波数スペクトルデータの量子化および符号化ビット列の生成を処理時間T0で行い、第1モードおよび第2モードのいずれかを指定するモード指定部と、前記モード指定部により前記第1モードが指定されたときに処理時間T1で聴覚モデルを算出する第1の聴覚モデル算出部と、前記モード指定部により前記第2モードが指定されたときに処理時間T2(T2>T1)で聴覚モデルを算出する第2の聴覚モデル算出部と、前記第1モードが指定されたときに前記第1の聴覚モデル算出部により算出された聴覚モデルを用いて前記周波数スペクトルに割り当てるビット数を算出し、前記第2モードが指定されたときに前記第2の聴覚モデル算出部により算出された聴覚モデルを用いて前記周波数スペクトルデータに割り当てるビット数を算出する割り当てビット数算出部とを備えたことを特徴とするオーディオ信号符号化装置。
IPC (3件):
H03M 7/30 ,  G10L 19/02 ,  G10L 19/00
FI (3件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 F ,  G10L 9/18 C
Fターム (15件):
5D045DA06 ,  5J064AA02 ,  5J064BA13 ,  5J064BA15 ,  5J064BC02 ,  5J064BC11 ,  5J064BC29 ,  5J064BD03 ,  9A001BB06 ,  9A001EE02 ,  9A001EE04 ,  9A001EE05 ,  9A001HH16 ,  9A001JJ12 ,  9A001KK31

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