特許
J-GLOBAL ID:200903096555894247

系統連系型インバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174146
公開番号(公開出願番号):特開平7-028537
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】制御回路の簡素化と、最大出力電力の効率良い引き出しと、出力電流波形のひずみ率を小さくして良い電力品質の確保を図る。【構成】信号演算処理部46は入力電圧信号S11と入力電流信号S12から太陽電池32の出力電力値を算出し、今回電力値を前回電力値を比較し増加しているときは波形パターン記憶部48に対してより大きい波形番号を指定して振幅値の大きい正弦波波形パターン信号S15を読み出す。電力値が減少しているときはより小さい波形番号を指定して正弦波波形パターン信号S15の振幅値を小さくする。誤差増幅器49は正弦波波形パターン信号S15とインバータ出力電流信号S14との誤差から正弦波誤差信号S17を生成し、PWM変調制御部50は正弦波誤差信号S17に基づいてFETブリッジ38を制御し、最大電力点追尾制御を行う状態で太陽電池32の直流電力を交流電力に変換する。
請求項(抜粋):
スイッチングパターン信号に基づいてスイッチング素子のブリッジをON/OFF制御して太陽電池等の直流電源から入力した直流電力を交流電力に変換して商用系統電源に供給する手段と、正弦波誤差信号に基づいたパルス幅変調により前記スイッチングパターン信号を生成する手段と、系統電圧のゼロクロスポイントを検出して同期信号を生成する手段と、インバータの定格出力電流波形の振幅値に比例した複数種類の振幅値をもつ正弦波波形データであって、各振幅値ごとにその振幅値の大きさの順に波形番号をもち、かつ、各波形番号の正弦波波形ごとに時間軸方向で多数に等分した時間位置での個々の量子化振幅値をもっているディジタル値データを予め格納している波形パターン記憶手段と、任意の周期で検出したインバータの入力電流,入力電圧または出力電流,出力電圧に基づいて電力値をディジタル的に算出し記憶する手段と、前回の電力値と今回の電力値とを比較し、電力値が増加しているときは振幅値が1段階大となる波形番号を指定し、電力値が減少しているときは振幅値が1段階小となる波形番号を指定して、前記波形パターン記憶手段に読み出し信号として与える手段と、前記同期信号のタイミングで前記読み出し信号に基づいて前記波形パターン記憶手段から正弦波波形パターン信号を読み出し開始し、前記決定された正弦波波形パターンの量子化振幅値を所定の微小周期で連続的に変化させて正弦波波形パターン信号として読み出す手段と、前記波形パターン記憶手段から読み出した正弦波波形パターン信号と検出したインバータ出力電流信号との誤差から前記正弦波誤差信号を生成する手段とを備えたことを特徴とする系統連系型インバータ。
IPC (4件):
G05F 1/67 ,  H02M 7/48 ,  H02M 7/5387 ,  H02M 7/77

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