特許
J-GLOBAL ID:200903096556233244

調芯荷受台

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276334
公開番号(公開出願番号):特開平6-127615
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】荷物を載置する際に作用する偏荷重に対する強度的信頼性を確保するとともに、どの方向からの偏荷重の作用に対しても追従して荷物の芯出しを行う。【構成】固定フレームの上部プレート9の挿通孔9aの周縁部に摺接溝9bを形成した。可動フレームの下部プレート10の挿通孔10aの周縁部に摺接溝10bを形成した。挿通孔9a、10aにボルトネジ13を挿通し、そのボルトネジ13に球面ナット14を螺着した。このとき、球面ナット14の球面部14aと摺接面9b、10bとがそれぞれ球面凸、球面凹の関係で摺接しており、下部プレート10は上部プレートに吊下される。この構成により、台枠に荷物をずれた状態で載置する際に偏荷重が作用するが、摺接する面が球面となっているため、下部プレート10を全方向に変位させることができる。また、偏荷重が摺接部分に作用しても、集中応力を受けることがなく偏加重に対する強度的信頼性が確保される。
請求項(抜粋):
複数の支柱を連結部材により連結支持させてなる固定フレームと、該固定フレームの上方に配置された台枠に複数の脚を固着してなる可動フレームと、前記各支柱の上端にそれぞれ張出し取着された固定部材と、前記各脚の下端に前記固定部材と重なり合うようにそれぞれ張出し取着された可動部材と、前記固定部材と可動部材との間に設けられ、可動部材を吊下するとともに、台枠に荷物を載置する際に作用する偏荷重に応じて可動部材を変位させる吊下部材とを備え、前記吊下部材に対し固定部材及び可動部材が摺接する面を球面凹形状とし、固定部材及び可動部材に対し吊下部材が摺接する面を球面凸形状とした調芯荷受台。

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