特許
J-GLOBAL ID:200903096557088051

低ビットレート空間符号化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 行造 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-542954
公開番号(公開出願番号):特表2002-511683
出願日: 1999年04月05日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】エンコーダ及びデコーダを含む空間符号化システムは、非常な低ビットレートで作動しかつインターネットを介したオーディオ用に有用である。単数及び複数の聴取者、例えば、パソコン使用者又はテレビ聴取者は予想可能な聴取領域に位置づけられるのが望ましい。エンコーダは、再生されるべき音場を表わす合成オーディオ情報信号及び方向ベクトル又はステアリング制御信号を生成する。合成オーディオ情報信号ではその周波数スペクトルは、人の耳の臨界帯域と比例するのが望ましい多数のサブバンドに分割される。ステアリング制御信号は、各サブバンドにおける音場の優勢な方向と関連する成分を有する。本システムは、いかなる瞬間においても単一方向からの音声のみが聴取されるという前提に基づいているので、デコーダはいかなる瞬間においても3つ以上のサウンドトランスジューサに信号を印加することを要しない。
請求項(抜粋):
音場を表す複数のオーディオ流れを符号化された信号に符号化しかつ前記符号化された信号を復号する低ビットレート空間符号化装置であって、前記エンコーダが、 前記複数のオーディオ流れに応答して複数のサブバンド信号を発生させる手段であって、各サブバンド信号が前記オーディオ流れのそれぞれ1つのそれぞれ周波数バンドを表すサブバンド信号発生手段と、 それぞれの周波数サブバンドのサブバンド信号の組合せを表す合成信号を発生させる手段と、 前記合成信号のためにそれぞれのサブバンドの前記音場の主方向を示すステアリング制御信号を発生させる手段と、 前記合成信号に前記ステアリング制御信号を割当てることによって符号化された情報を発生させる手段と、 前記符号化された情報を符号化された信号にアセンブルする手段とから成り、前記デコーダが、 前記符号化された信号から合成信号及びステアリング制御信号を得る手段と、 前記合成信号及び前記ステアリング制御信号応答してサブバンド信号を得る手段と、 前記デコーダの出力チャンネル数及びそれぞれの出力チャンネルと接続されたサウンドトランスジューサの位置又は仮想位置を示す再生情報を供給する手段であって、3つ又はそれ以上の出力チャンネルを有する再生情報供給手段と、 前記サブバンド信号及び再生情報に応答してあらゆる瞬間においてわずか2つの出力チャンネルにオーディオ流れを発生させる手段とから成る低ビットレート空間符号化装置。
IPC (2件):
H04S 3/00 ,  H04S 1/00
FI (2件):
H04S 3/00 Z ,  H04S 1/00 Z
Fターム (1件):
5D062AA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平5-505298

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