特許
J-GLOBAL ID:200903096558721920
コネクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
特許業務法人グランダム特許事務所
, ▲高▼木 芳之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-144426
公開番号(公開出願番号):特開2007-317442
出願日: 2006年05月24日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】雄タブが2点支持された状態のまま雌雄両コネクタの嵌合を行う。【解決手段】本発明におけるコネクタ1は、雌コネクタFと雄コネクタMとが嵌合可能に設けられ、雄タブ11がフード部13内で移動可能に組み込まれたムービングプレート30によって位置決め状態に保持されている。両コネクタF,Mの嵌合操作に伴って副係止部36とストッパ面18との係止状態が解除されることで、雄タブ収容部12とプレート本体32との間に所定間隔を保有したままムービングプレート30が初期位置から嵌合位置へ移動し、嵌合位置に至るとプレート本体32がフード部13の奥壁に当接してムービングプレート30の移動が規制されるとともに、主係止部35と連係部25との係止状態が解除されることで、雄タブ11が2点支持された状態のまま雌コネクタFがプレート本体32側へ移動し、両コネクタF,Mを正規嵌合状態に至らしめることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
雌ハウジングとムービングプレートを有する雄ハウジングとが嵌合可能に設けられ、
前記雄ハウジングは、前方に開口するフード部と、そのフード部内の奥壁から前方に突出する雄タブと、前記フード部の内周面に設けられているストッパ面とが設けられ、
前記雌ハウジングは、前記雄ハウジングとの嵌合面寄りにおける外周面において外方に突出して設けられている連係部と、前後方向に沿って貫通するキャビティとが設けられ、そのキャビティ内には後方から雌端子が挿入されており、その雌端子は、前記嵌合操作に伴って前記雄タブと導通可能に接続し、
前記ムービングプレートは、前記雌ハウジング単体の状態における初期位置と前記両ハウジングが嵌まり合った状態における嵌合位置との間を移動可能に前記フード部内に組み込まれ、前記嵌合方向に対して直交するプレート本体と、前記連係部が係止する主係止部と、前記ストッパ面と解除可能に係止して前記嵌合位置側への移動を規制する副係止部とから構成され、前記主係止部と前記連係部との係止力が前記副係止部と前記ストッパ面との係止力よりも大きめとなるように設定されており、前記プレート本体には、前記嵌合方向に貫通する複数の端子挿通孔が開口し、
前記雄タブは、前記ムービングプレートが前記初期位置にあるときには前記雄タブの前端部を前記端子挿通孔に挿通させることで位置決め状態に保持されているとともに、前記嵌合操作に伴って前記主係止部と前記連係部とが係止したときには前記端子挿通孔の孔縁とこの端子挿通孔より前記雄タブの前端側に位置する前記タブ挿通孔の孔縁との双方によって所定間隔を保有した状態で前記雄タブの前端部が2点支持されているコネクタであって、
前記嵌合操作に伴って前記副係止部と前記ストッパ面との係止状態が解除されることで、前記所定間隔を保有したまま前記ムービングプレートが前記初期位置から前記嵌合位置へ移動し、前記嵌合位置に至ると前記プレート本体が前記フード部の奥壁に当接して前記ムービングプレートの移動が規制されるとともに、前記主係止部と前記連係部との係止状態が解除されることで、前記雄タブを2点支持しつつ前記雌ハウジングが前記プレート本体側へ移動し、前記両ハウジングが正規嵌合に至ることを特徴とするコネクタ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
5E021FA05
, 5E021FA09
, 5E021FA14
, 5E021FA16
, 5E021FB07
, 5E021FC07
, 5E021FC31
, 5E021HA05
, 5E021JA05
, 5E021JA20
引用特許:
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