特許
J-GLOBAL ID:200903096560107172

パワーウインド装置の挟み込み検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-074045
公開番号(公開出願番号):特開平11-270226
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 温度センターを用いず、周囲温度変動に伴う正確なモータートルク値を得、挟み込み検知時の誤差を低減するパワーウインド装置の挟み込み検知方法を提供する。【解決手段】 ウインド開閉モーター4、モーター駆動部3、パルス発生部5、MCU2、操作スイッチ1を備え、ウインド全移動範囲を分割した複数領域に基準中央値と基準許容値及び両者の加算値である基準値を設定し、MCU2は、ウインド開閉時のモータートルクを検出し、このモータートルクとその移動領域に予設定された基準値とを比較し、モータートルクが基準値を超えると挟み込みがあったと判断し、モーター4の駆動を停止または逆転するもので、MCU2は、移動領域毎にモータートルクと基準中央値から補正係数を算出し、次の移動領域におけるモータートルクと基準値の比較時に、次の移動領域の基準値に補正係数を乗算した補正基準値を用いる。
請求項(抜粋):
ウインド駆動機構を介してウインドを開閉するモーターと、前記モーターを駆動するモーター駆動部と、前記モーターの回転に対応したパルスを発生するパルス発生部と、全体的な制御駆動処理を行うマイクロ制御ユニットと、手動操作により前記ウインドを開閉する操作スイッチとを備え、前記ウインドの全移動範囲を複数の移動領域に等分割し、前記移動領域毎に基準中央値と基準許容値、及び前記基準中央値と前記基準許容値の加算値である基準値とを設定し、前記マイクロ制御ユニットは、前記ウインドを開閉する際のモータートルク値を逐次検出し、検出した前記モータートルク値と前記ウインドが位置する移動領域に予設定されている前記基準値とを比較し、前記モータートルク値が前記基準値を超えたときに挟み込みがあったものと判断して、前記モーターを駆動停止または逆転駆動するパワーウインド装置の挟み込み検知方法であって、前記マイクロ制御ユニットは、任意の移動領域で検出されたモータートルク値とその移動領域に設定された基準中央値との比からなる補正係数を算出し、前記任意の移動領域の次の移動領域において挟み込みの有無の判断を行う際に、前記次の移動領域に設定された基準値に代えて、前記基準値に前記補正係数を乗算した補正基準値を用いていることを特徴とするパワーウインド装置の挟み込み検知方法。
IPC (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/17
FI (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 C ,  B60J 1/17 A

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