特許
J-GLOBAL ID:200903096567235702
液圧装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-022465
公開番号(公開出願番号):特開平6-317119
出願日: 1994年02月21日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 トルク逆転の反応の速い液圧手段を利用する自動車の可変カム軸調時装置におけるスプール式の液圧制御弁の動作を制御する液圧装置を提供する。【構成】 エンジン制御ユニット(808)からのエンジン動作状態を示す信号に応答して制御弁(792)の弁本体(798)内でスプール(800)の位置を制御することによって、カム軸は通常の動作中に受けるパルスに反応して変化し、所与の方向すなわち進み方向又は遅れ方向に変化することが許容される。スプールは反対端の液圧負荷を制御することによって弁本体内で選択的に位置決めされ、一端は液圧源(830)からの全システム圧力を受け、他端はパルス幅変調ソレノイド(806)によって液圧源から流体を受ける液圧増幅装置(834)の動作を受け、そのソレノイドはエンジン制御ユニットからの信号に応答して液圧システム圧力を制御可能に減少し、スプールは、スプールの両端に作用するばね(802、804)によって両端に作用する液圧負荷が釣り合ったとき、通常の動作中に中心決めされる。
請求項(抜粋):
圧力下にある液圧流体源(830)と、第1の液圧作動装置(160a)と、液圧流体を流体源から第1の液圧作動装置に送るための第1の導管手段(188)と、液圧流体を第1の液圧作動装置から排出するための第2の導管手段(194)と、第2の液圧作動装置(160b)と、液圧流体を流体源から第2の液圧作動装置に送るための第3の導管手段(190)と、液圧流体を第2の液圧作動装置から排出するための第4の導管手段(196)と、第1の液圧作動装置及び第2の液圧作動装置からの液圧流体の排出を制御するための制御手段とを備えた液圧装置において、前記制御装置が、前記第2の導管手段及び前記第4の導管手段と連通しているスプール弁(792)であって、ハウジング(798)及び弁部材(800)を備え、前記弁部材が前記ハウジング内で往復移動可能であり、また少なくとも三つの機能的に別個の位置を保つことができ、前記弁部材が第1及び第2の反対の端部と、前記両端間の第1及び第2の隔てられたランド(800a及び800b)とを有し、前記第1のランドが前記弁部材の第1及び第3の位置において前記第2の導管手段を通る流れを阻止でき、また前記弁部材の第2の位置において前記第2の導管手段を通る流れを許容でき、前記第2のランドが前記弁部材の第1及び第2の位置において前記第4の導管手段を通る流れを阻止でき、また前記弁部材の第3の位置において前記第4の導管手段を通る流れを許容できるスプール弁と、流体源の圧力とほぼ同じ圧力で前記弁部材の第1の表面に作用して弁部材を所与の方向に偏倚するように液圧流体を流体源から移送するための第5の導管手段(830a)と、前記弁部材を反対の方向に偏倚するように前記弁部材に負荷を加えるための力付与手段であって、前記第1の表面の面積より実質的に大きな面積を有する第2の表面を有する力付与手段と、前記力付与手段の前記第2の表面に作用するように液圧流体を流体源から力付与手段に移送するための第6の導管手段(838)であって、前記力付与手段の前記第2の表面に作用する流体源の圧力を制御可能に減少する制御部材(806)を中に有する第6の導管手段と、前記弁部材に作用する液圧の力が釣り合っているとき前記ハウジングに関して一定の位置に前記弁部材を中心決めするための中心決め手段と、動作の低圧力状態中に前記弁部材を全進み位置に押すための偏倚手段と、を備えた液圧装置。
IPC (2件):
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