特許
J-GLOBAL ID:200903096572789597

透明非膨張性結晶化ガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-237126
公開番号(公開出願番号):特開平8-104539
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 ガラスの溶融、成形性に優れ、無色で透明性が良好で、かつ熱膨張係数が0またはその付近であって耐熱性、防火性が良好な結晶化ガラス、特に耐熱、防火窓として有用な透明非膨張性結晶化ガラスを提供する。【構成】 SiO2 59 〜63wt%、Al2O3 21〜24wt%、MgO 1 〜3wt %、ZnO 1 〜3wt%、Li2O 4〜5 wt%、TiO2 1〜3 wt%、ZrO2 1〜4 wt%、P2O5 1〜3 wt%、BaO 0.5 〜2 wt%、Na2O 0.5〜2 wt%の範囲で含み、上記組成 100wt%に対しAs2O3 0.5 〜2 wt%の範囲で外挿添加してなり、かつAl2O3 、Li2O、MgO およびZnOの各モル分率が夫々a 、l 、m およびznにおいて、式 0.9≦a/(l+m+zn)≦1.1 を満足する範囲からなる原ガラスを熱処理、結晶化せしめた結晶化ガラスであって、主としてβ-石英系の結晶相を含み、熱膨張係数が 0±5 ×10-7/°Cの範囲内である透明非膨張性結晶化ガラスからなる。
請求項(抜粋):
SiO2 59 〜63wt%、Al2O3 21〜24wt%、MgO 1 〜3wt %、ZnO 1 〜3 wt%、Li2O 4〜5 wt%、TiO2 1〜3 wt%、ZrO2 1〜4 wt%、P2O5 1〜3 wt%、BaO 0.5 〜2 wt%、Na2O 0.5〜2 wt%の範囲で含み、上記組成 100wt%に対しAs2O3 0.5 〜2 wt%の範囲で外挿添加してなり、かつAl2O3 、Li2O、MgO およびZnO の各モル分率が夫々a 、l 、m およびznにおいて、式 0.9≦a/(l+m+zn)≦1.1 を満足する範囲からなる原ガラスを熱処理、結晶化せしめた結晶化ガラスであって、主としてβ-石英系の結晶相を含み、熱膨張係数が 0±5 ×10-7/°Cの範囲であることを特徴とする透明非膨張性結晶化ガラス。
IPC (2件):
C03C 10/14 ,  C03C 3/097

前のページに戻る