特許
J-GLOBAL ID:200903096573139723

吸引アキュムレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009257
公開番号(公開出願番号):特開平10-205928
出願日: 1998年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 通常運転の間、アキュムレータにおける冷媒/潤滑油混合物の層を崩すこと。【解決手段】 ヒートポンプまたは空調システムに用いられる吸引アキュムレータは、複数の穴を有する入口チューブを含む。穴のうちのひとつは、好ましくは入口チューブの端部に設けられ、他の穴はアキュムレータの底部近くから入口チューブに沿って上方に向かって寸法が小さくなり、互いに離間して設けられている。この構成によって、アキュムレータに流入する冷媒と潤滑油との蒸気/液体混合物が通常運転の際に過度の発泡を引き起こすことがなく、またシステム非作動時またはフラッドバックの間頻繁に発生する層状になった混合物を素早く崩すことが確実となる。
請求項(抜粋):
ヒートポンプまたは空調システムに用いられる吸引アキュムレータにおいて、前記アキュムレータの頂部から前記アキュムレータの底部に向かって延在する入口チューブを備え、前記入口チューブを通じて冷媒とオイルの混合物が導入され、前記アキュムレータは、液状の前記混合物が蓄積可能であり、前記アキュムレータの前記頂部の近傍には開口部が設けられており、前記アキュムレータは、前記底部の近くにオリフィスを有する出口チューブを有し、前記入口チューブのある部分は複数の穴を有し、これらの穴は、前記アキュムレータの前記底部近くから前記入口チューブに沿って上方に前記部分に相互に離間して設けられ、これにより、前記入口チューブから前記アキュムレータへと前記混合物を流入させることで、前記アキュムレータに蓄積された液状の前記混合物の層分離状態を解消するようしたことを特徴とするアキュムレータ。

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