特許
J-GLOBAL ID:200903096582037623

摩擦クラッチの自動断続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-341026
公開番号(公開出願番号):特開2000-145821
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【目的】 耐久性に優れ、安価に製作できる摩擦クラッチの自動断続装置の提供を目的とする。【構成】 自動油圧発生装置1は、正逆回転制御可能なモータ3と、ウォームギヤ4とウォームホイールギヤ6とからなる減速手段と、クランクアーム8とピストンロッド12とからなる軸方向移動変換手段と、クランクアームの支点軸7の外端に設けられて回転方向の作動角を検知するセンサと、軸方向移動変換手段に連結され押圧されたピストン13によって油圧を発生するマスタシリンダ14と、マスタシリンダ14の軸心延長線上に同軸状に連繋されクランクアーム8を介し軸方向に移動するホルダ16と、該ホルダ16の移動により荷重を蓄積または放出し得る伸縮部材17で構成される。
請求項(抜粋):
自動油圧発生装置と、該自動油圧発生装置からオペレーティングシリンダに油圧を供給する油路と、油圧によるピストンの移動によって軸方向の力を発生する前記オペレーティングシリンダと、該オペレーティングシリンダのピストンロッドの動きを伝達して摩擦クラッチを断続するクラッチレリーズ機構とを備え、前記自動油圧発生装置のモータの正回転力によって前記摩擦クラッチを遮断し、前記モータの逆回転力によって前記摩擦クラッチを接続し、センサのフィードバック制御によって前記摩擦クラッチの断続を調整する摩擦クラッチの自動断続装置において、前記自動油圧発生装置は、正逆回転制御可能なモータと、該モータの回転を減速して伝達するウォームギヤとウォームホイールギヤ、及びウォームホイールギヤとクランクアームとからなる減速手段と、前記クランクアームとマスタシリンダのピストンロッドとからなる軸方向移動変換手段と、前記ウォームホイールギヤと前記クランクアームの支点軸の外端に設けられて回転方向の作動角を検知する前記センサと、前記軸方向移動変換手段に連結され押圧されたピストンによって油圧を発生するマスタシリンダと、前記マスタシリンダの軸心延長線上に同軸状に連繋された荷重蓄積補助手段とを備え、前記荷重蓄積補助手段は、ハウジングに外周を保持され前記クランクアームを介し軸方向に移動するホルダと、該ホルダの移動により荷重を蓄積または放出し得る伸縮部材で構成され、前記モータの逆回転時に前記ホルダを介し前記伸縮部材が圧縮されて荷重を蓄積し、前記モータが正回転される時に、前記荷重蓄積補助手段に蓄積した荷重が、前記モータの正回転力に加算補助されて前記マスタシリンダのピストンを迅速に押圧して所定の油圧を発生することによって前記摩擦クラッチを遮断するように構成したことを特徴とする摩擦クラッチの自動断続装置。
IPC (2件):
F16D 25/08 ,  F16H 21/18
FI (2件):
F16D 25/08 D ,  F16H 21/18
Fターム (6件):
3J057AA02 ,  3J057BB02 ,  3J057CB02 ,  3J057DA20 ,  3J057GA02 ,  3J057HH02

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