特許
J-GLOBAL ID:200903096582737196

送信出力安定回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-351205
公開番号(公開出願番号):特開平6-177780
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 検波ダイオードの検波特性を改善し、補正値のアナログ-ディジタル変換誤差や温度による影響を少なくする。【構成】 送信信号を増幅してアンテナ出力回路11に供給する増幅回路10と、同増幅回路10の出力側に抵抗R1を介して接続され、その送信出力レベルを検出する検波ダイオードD1を含む出力検出回路と、この出力検出回路からの出力検出信号とコントローラ15からの基準出力信号とを比較して増幅回路10の増幅度を制御する送信出力制御回路14とを備え、その基準出力信号に応じて送信出力レベルが切り替えられる送信出力安定回路において、検波ダイオードD1のアノード側に同検波ダイオードD1の直流バイアス回路16とアンテナ出力回路11を含む高周波回路とを分離するチョークコイルLを同検波ダイオードD1の静電容量成分と並列となるように接続し、送信周波数にてチョークコイルLを検波ダイオードD1の静電容量成分と並列共振させる。
請求項(抜粋):
送信信号を増幅してアンテナ出力回路に供給する増幅回路と、同増幅回路の出力側に抵抗を介して接続され、その送信出力レベルを検出する検波ダイオードを含む出力検出回路と、基準出力信号を発生するコントローラと、上記出力検出回路からの出力検出信号と上記コントローラからの基準出力信号とを比較して上記増幅回路の増幅度を制御する送信出力制御回路とを備え、上記基準出力信号に応じて上記送信出力レベルが切り替えられる送信出力安定回路において、上記検波ダイオードのアノード側に同検波ダイオードの直流バイアス回路と上記アンテナ出力回路を含む高周波回路とを分離するチョークコイルを同検波ダイオードの容量成分と並列となるように接続し、上記増幅回路から出力される送信周波数にて上記チョークコイルを上記検波ダイオードの静電容量成分と並列共振させるようにしたことを特徴とする送信出力安定回路。

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